ボルドーのジャケット
本日は、博多でメガネの講演してました。
展示会前なのに、多くのお客様に来て頂き本当にありがとうございます。
先日あったIOFT(メガネ国際展示会)の時もそうでしたが、今回の僕のジャケットは今秋の流行色であるボルドーカラーです。れんが色というか赤ワイン色です。
巷は黒やグレーのスーツが主流の中、赤は、かなり目立つ色で、傍から見れば「手品師」「祭典とかにいるラッパを吹く人」「漫才師」みたいな感じで、着るのも勇気がいるのですが、実はこれには意味があったのです。
メガネの業界ですので、宝飾業界と比べると現状、大手の政策に右に習えが多い中、専門店としての個性を失いつつある様に感じています。
大手といいますか上位百社が業界の売上シェア82.8%を獲得していると言われている中、専門店としての地方における立ち位置は、どこにあるのか?という部分で。同じことをしていても絶対に勝ち残れません。
45歳以上で売上の70%を取っており、そこが更に伸びて行く市場の中、シニアに好かれる店でなければ生きていけません。
どんなビジネスでも同じ事ですが「みんながやっているから」とか「ちょっとしたビジネスモデルだから」といって後追いしたところで、大抵は失敗しており、長くは続きません。
「我々は、他の人達と同じ様になろうとして、自分自身の4分の3を喪失してしまっている」とドイツの哲学者であるショーペンハウアーが言っている様に、周りに合わせてという事ばかりで自分らしさを出さず、考える事も常識という狭い中で囲まれている中においては他の店以上になれる事はないし、楽しくもないと思います。
某貴金属の買取会社の社長と夜、飲んでいた時にも、そういう様な話になって、彼が言うには
「僕らはワクワクして企画をやってます。だって自分達が楽しいと思えない
事をやっていても、それを受けたお客様が楽しいと思える訳ないじゃないですか。例えば、ここにある1本のお茶を売るという場合でも僕らが最初に考えるのは、これにどんな付加価値があれば売れるかと想像します。このお茶を有名芸能人が飲んでいた。癌に効果がある。お金持ちになれる。恋愛に効く。長寿になれる。ハワイ旅行に行ける。何万本かに一本マンションや車が当たる等々。何でも良いのです。でも嘘は絶対にダメなので、そこから最小限に削って行って、一番、実現出来て楽しいというところに落ち着かせるのです。でもテレビのCMでもそうですが、ほとんどの会社は小さい範囲を決めていて、これを言えば、こういう風に消費者に受け取られる危険性があるとか何とか言って、幅が狭まり、結局、無難なものしか出来なくなってしまうものです。ソフトバンクのCMでの孫社長なんて、たまたま広告代理店の人間と犬の話で盛り上がって、その場でお父さんを犬にしたぐらいですから、そういう発想を心掛けてます。」
※確かに巷では、日本人の父親をバカにしているとか、在日韓国人なので、日本という国を見下しているとか色々、言われたりしましたけど、そんな深い意味はなくても、そう受け取られたりしましたが・・・・
つまり、最初の箱をどれだけ大きな箱の中で考えるかどうかという発想を持って欲しい。
業界が拘る常識なんて、自分が覆す的なパワーをメガネ業界では持って欲しいというメッセージだったのです。
今回、僕もボルドーの服を着て見て思うのですが、やっぱり年を取ったなぁ~って感じます。容姿もそうですが、お付き合い先のご子息とかが20代前半とかで、「今から20年、死にもの狂いでテッペンを狙いに行きます!」とか言われても、今から20年も経つと、俺、多分、もういないし・・・みたいな感じになって寂しくなったりもします。
本当に時間って凄く大切で、後から、アレをしたい。コレをしとけば良かったなんて、その時に思っても手遅れで、今の時代で働かせて頂いている事が自分にとって、どれだけ大切であるか。そしてこの時代の中で、自分がいったい何を出来るかという意味が、多くの歴史をみていても感じてくるものだと思われます。
もっと、この時代を楽しまなきゃ。10年なんてあっと言う間だよ。
次の時代には、次の時代の人が、また新たな時代を作っていくのだからね。
だから卑屈になって、不安から来る愚痴や不満を言って、折角の舞台を過ごしているぐらいなら、思いっきり跳ね上がっている方が、時代を活きたって感覚になるんじゃない!
そんなこんなで、本日のセミナーを終了し、明日からは、また東京で宝飾の時代に生きてきます!!!