ベルギー日記(第2弾)
昔、子供の頃に見たアニメで最も印象に強いのが「フランダースの犬」でした。
あのネロとパトラッシュの犬の童話ですが、最後が何とも悲惨で子供ながらも物思いにふけた記憶があります。
詳細は覚えてませんが、確か主人公のネロという少年の唯一の家族であるお爺さんが亡くなってから、ドンドンと悲惨な状況に・・・・・・最後は泣かせるアニメですね。
ネロは生涯を賭けた絵のコンクールに落選するも、ネロの友達と、画商と名乗る男がネロの家に到着。ネロの絵をいたく気に入り、ルーベンスの後を継ぐ者だと言う。
様々な誤解を抱かれ、町中から苛めに合い天涯孤独の身になっていたネロをみんな総出で吹雪の中を捜索。
ネロは、吹雪の中、どうしても見たかったルーベンスの絵のある教会に入る。いつもカーテンで隠されている絵を見れてネロは満足する。
そこで「もう思い残すことはないよ」と床に倒れ込む。
ネロの脇に、パトラッシュがやって来る。「僕を探して来てくれたんだね。いつも一緒だって、そう言いたいんだね」「ルーベンスの2枚の絵を見られて、僕は今すごく幸せだよ」「パトラッシュ、僕はなんだか疲れちゃったよ。すごく眠いんだ」
天使が舞い降りて昇天する・・・。
そうです、そこでネロが最後を迎えたルーベンスの絵が飾られている教会がアントワープにあるノートルダム大聖堂です。
中に入る時間がなくて、入れませんでしたが、僕も子供の頃にネロがどうしても見たかった絵を見たかったのですが・・・・・
僕も、それを見たら昇天しそうなので、やめておきました。