時流
スマートフォンの普及率が25%を超えたのですね。
これで4人に1人がスマートフォンで圧倒的にアンドロイドが多いみたいです。
人の心理は微妙です。
世の中の傾向も微妙です。
テレビを付けると、学芸会の延長の様な素人に毛の生えたタレントが活躍してます。
本当に歌が上手い人、本当に容姿が綺麗で可愛らしい人、本当に演技が上手い人が活躍するというよりも、もっと親しげがある人に共感を覚えています。
誰かが言ってましたが、「世の中で一番上手いラーメンが一番売れるのなら、一番上手いラーメンはカップラーメンになる」というのも納得行きます。
メガネも本当に安心で信頼の出来るメガネ専門店が世に残っていくのなら、オプトメトリストやマイスターの技能資格を持っている専門家がいるお店はチェーン店よりも繁盛する筈ですし、時計も、ショッピングセンターにあるカジュアル店よりも、時計技術者における最高の技術資格「CMW」を持っている専門家がいるお店にお客様はドンドンと集まる筈です。
でも、違いますよね。商売として継続させる事を考えるなら、市場の中で来店されるお客様の共感を得られるか、得られないかであり、それを価値があると感じられるか、感じられないかが重要なのです。
つまり、チラシ1枚にしても、自店は専門店だからと、イメージ型で専門店的雰囲気を出しても、それを見たお客様が、そこに価値を感じられなければ、自己満足に終わるということです。
今年に入って、パパママストア的なメガネ店や宝石店が怒涛のように店をたたんでいるそうです。
そのほとんどが倒産というよりも、高齢化や後継者不在における廃業です。
もう、時代に付いて行く事に対する感覚が無くなって来られたのでしょう。
でも、遅かれ早かれ誰もが当たる壁です。
それが時流なのですから。