ひと掻き
久しぶりの日記です。
あっという間に4月も中旬ですね。
本日記もなかなか更新していないので、何件か「生きているのか?」というご心配をして頂いた方や、「ベルギーに行っていたと思っていた」と思って下さっていたお客様もいらっしゃいました。
大丈夫です。ただのサボリです。
さてさて、宝飾業界、眼鏡業界とも怒涛の様な変革が始まって来ましたね。
イオンが直接シニアを狙った老眼鏡や累進を中心とした「オプトバリュー」をイオン船橋に昨日オープンし、今後、これを糧にイオンが眼鏡業界に本格参入しました。
レンズの大手HOYAによるSEIKOの買収発表も衝撃でした。
少し前に移動販売を主体とするクラモトが倒産したことも、時代の変革を感じます。
そして業界は、どこもかしこも眼鏡市場をモデルケースに、フリーフィットの様なTR90を中心とした軽いフレーム、ゼログラの様なテンプルが細いツーポイントフレーム、アイアスリートの様なスポーツ系フレームを始め、JINz PCやZOFF PCの様なパソコンやLEDにおける青色光線のカットコーティング、用途を訴求した偏光レンズの展開、ワンピースやナルト、スターウオーズの様な漫画や映画とタイアップしたコラボモデルを始め、詳細を書き出したらキリがありませんが、皆が皆、同じ方向を向いて動いている異様な展開になっています。
また宝飾業界は、店頭で売れるのは真珠とダイヤモンド。そして大部分は催事で売上を作り、店頭は、どこもかしこも同じ様なデザインのアクセサリー的、ライトジュエリーが並んでいる。
10年、20年前に業界を引っ張ってきたモデル店は、衰退したり、廃業したり、合併や買収で食い繋ぎ、下克上の如く、新たなブライダル専門店等々が台等してきています。
今、僕らが問われているのは「自分達がしたい事って何ですか?」「それに対して覚悟はありますか?」という事なのだと思います。
よく自分のしたい事を自分が知っているという人は幸せだと言われている様に、それが判らずトンネルに嵌ってしまっている経営者が多い気がします。
そして仕事における覚悟を決めきれていないお店も多い気がします。
あなたに問います。
あなたは、従業員が幸せになる事に対して、自分の時間や労力を犠牲にしてまでも、達成しようとする覚悟はありますか?
売れなければ、自分が率先してお客様周りをしてでも、売上の芽を作ろうとする覚悟がありますか?
自分が本当にしたい事に対して、飽きずに、必ず達成しようと向かえる覚悟がありますか?
覚悟を感じられない経営者に対して、あなたは付いて行きたいと思いますか?
今年は、変革の年です。
6年周期で時代の節目が変わり、2012年が変革の始まりに入っています。
その変革について、色々と出てきていますので、また書きますが、現状でも業績を伸ばしているお店は、そのタイミングごとに覚悟を決め、必死に変革に向けて頑張った企業ばかりです。
今度の時代の波は、大きいです。
覚悟がないと、この波に流されていき、流されている瞬間は、一見、楽に感じますが、最後は浜に打ち上げられて終わりです。
さぁ~今から、ひと掻きしましょう。そのひと掻きで、あなたの行きたいところに必ず辿り着きましょう。あなたの覚悟は、その、ひと掻きから始まり出すのですから。