バカにされようとも
今、宝飾店で最も注目しているチェーン店があります。
きっと、この会社は、今後、非常に伸びてくることだと予想されます。
今まで僕らはコンサルタントとして様々な会社を見てきました。
例えば、ブライダル一つにしても、伸びている会社の商品構成における実績が判り、仕組みが判り、企画が判り、販売トークが判ります。
多分、立地と売場を見れば、集客手段はこうすれば客数が伸びて、何を提案すればお客様にサプライズを起こせるかも判ります。
これは大袈裟ではなく、本当に実績を見てきているので、大体は仕組みで数字が見えるのです。
だから、この会社が起動に乗るかどうかの予想は大体外しません。
(先程、冒頭でお伝えしたチェーン店は、絶対に伸びます)
その為、力があるなし関係なしで、通常のSCに入っている宝飾店なら、普通のセオリー通りに行けば客数500人以上、実績1000万円(月商)は、今の時代でも行けるのです。
でも、そこで失敗するパターンがあります。それは相手先に「我」が残っている場合です。
「我」というのは、肩書きやプライドから「この俺らが何で、こいつらから教わらないと行けないのだ」というものです。
これがあると、僕らじゃなく、人から教えて貰ったとしても、何も意味を成しません。
ここの立地と店舗規模で、この売上実績を狙うなら、商品構成は、このパターンなら間違いないと思っても、素直に受けて貰えなかったり、企画を提案しても、全然実行に移して貰えなかったりすると、もの凄く悲しくなるのです。
そしてこのまま中途半端に実行しても結果が出ない事が判っていながらも、応援しなければならない気持ちは、どんなに徹夜するよりも、何倍も疲れてくるのです。
僕が一緒に動いているメンバーの一人のKさんは、頭も良く、センスもあって、凄い吸収力が高いので、そういう感覚まで判っています。(期待通り一番の成長株です)
なので、何も言わなくても感じとってくれる為、次の施策が直ぐに実行に移せるという
あまり、従来いなかったメンバーの一人です。
でも、大切な事は、「やらない」相手様が悪いのではなくて、そこまで持って行けなかった
僕らが問題だと思えるかどうかだと思います。
(まだまだ、僕らの力が足りないのです)
これは商売でも同じで、買わなかったお客様が悪いのではなくて、何故、購買されなかったのか?という自分達の持って行き方に問題があったのかどうかを検証する事が大切なのです。(一つ一つです)
お付き合い先、全体の業績を上げるだけでなく、業界全体の業績を上げたい。
「この業界にいて、この業界で働けて本当に幸せだ」と僕らと同じ様に働いている従業員さんや販売スタッフが、本気で思って頂き、そのお子様やお孫さんまで、この業界で生きて行きたいと思える事。それが綺麗ごとだと言う事が判っていても、お前が言うなと鼻で笑われようとも、お前に何が出来るんだとバカにされようとも、自分達だけは、絶対に信じて突き進みたいと思っております。