客観的な目
我々は、常に客観的な目をもう一つ持つ必要である。
本当にオシャレな人は靴を見れば判ると言われている様に、普段、靴の汚れは意識しておかないと気付かない。
それだけ隅々まで目が届いているところに、その人のセンスが伺えるのだ。
例えば、家にあるドレッサー一つにしても、自分の顔を見ているだけでは、鏡に付いた汚れは気付かないものだし、カバンに付いた汚れも人から指摘されないと判らないというのも同様である。
しかし、そういうところまでキッチリとしている人は、どこか客観的に自分を眺める目を持っている。
これは仕事にも言える事で、コピーの取り方やテキストの汚れやホッチキスの止め方にまで細かく目が行き届く人は、相手の仕草や気持ちまで察知する事が出来るので、必ずひと目置かれる人になってくる。
電車の中で大声で話すオジサンやオバサン、人に見られていても平気で化粧直しをするお姉さん、電車の中で髭をジョリジョリと音を立てて反るオジサン、相手が話をしているのに携帯をジロジロ見る人達、皆、きっと、人からどう見られているかなんて気付いていないのだろうなぁ~。気付いていて、もし何ともないのだったら、それはそれで自己中で我侭な人達なのだろうなぁ~。
まぁ~僕も人の事は言えないので最大限注意します。
客商売をしている人達にとって、これらが鈍感だと、致命傷になるのでご注意を。