ポテンシャルマーケット
福井は結構、大雪です。
新店を見て、実績を確認する中、様々な施策を実行に移したくなります。
マーケットにはパイがあり、存在し続けるにはライバルとパイを取り合うという使命もあるのですが、それよりもエリアにおけるマーケットを広げるというポテンシャルパイを上げる事を考えるとワクワクして来ます。
例えば、昔からあるハイボールが宣伝一つで「飲みたい」という気持ちが出てくる様に、実際に発生したパイや具体的に抑えているシェア以外にも、そのエリア(商圏という自社が影響を作れる範囲)の中で、宝石やメガネを使ってみたいと思っている人達の潜在需要の総量になります。
しかし、使ってみたいと思っていても、皆が宝石やメガネを購買している訳ではありません。近くに素敵なメガネ屋さんがなかったり、お金がないので既製の老眼鏡で済ませたり、
可愛らしい宝石がなかったりと人の環境、タイミング、気持ち一つでパイは上下を繰り返すからです。
その為、確率論的に言えば、今と同じ商品と情報の伝え方だけでやっているなら人口縮小と共にマーケットは縮小しても、ポテンシャルに方向を向けるだけで一概に売上が下がるとは言えないのです。
ある地域の宝石一番店のご支援先でブライダルの需要が現状がピークだと言われたのですが、実績を見るとマリッジリングは取れていてもエンゲージリングは全然、売れていない為、その店にはエンゲージのポテンシャルパイは、全然あります。
メガネのレンズも今までは、全く中近両用が売れていなかったのに、HOYAのJAZを提案して行った結果、1か月で78枚販売されている店舗もあります。
そんなものです。
具体的な施策を考えないお店程、「商圏が縮小している」「マーケットが縮小している」「不景気でモノを購買する雰囲気がない」等々、売れない理由を一生懸命正当化して自分に言い訳をする事ばかり考えられています。
だから前向きな情報は入って来ません。良い情報が入って来ないので、他店と良い情報交換が出来ません。
その分、暗い情報ばかりが集まり、そういう同じ様な暗い情報を持つ人達とお酒でも飲みながら暗い情報交換ばかりになります。
「そんなの絵に描いた餅だよ!」と言われても、その餅を喰ってやろうと思うのですが・・・・・と思う気構えが必要なのです。
でも、本日、別のご支援先からメールで1月の報告を受けましたが、168%アップとか、132%アップ、177%アップとか、本当に皆さん順調で嬉しい限りです。
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マーケットは、自店が作るモノですね。