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感動

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

私のチームメンバーの女性が先日、新婚旅行から帰って来ました。場所はエジプト。その時の写真を出張先から帰る電車の中で約1時間半見せられました。正直、最初は、あまり人の新婚旅行の写真等、全く興味がなかったし、エジプトもテレビで何度も見た三角形のお墓と人型ライオンの国だろうと思ってアクビをしながら付き合いで見ていました。しかし気付いたら、その国には非常に素晴らしい遺跡や壁画がありドンドンと素晴らしい写真の中に引き込まれて行きました。
「感動することをやめた人は、生きていないのと同じことである」
というアインシュタインの言葉ではありませんが、その瞬間、非常に揺れる電車の中で気持ち悪くなりながらも、凄くエジプトの世界に感動し酔いしれている自分がいたのです。
私達は、年をとればとる程、感動という要素が少なくなって行きます。例えば、最初にディズニーランドでスプラッシュマウンテンに乗って感動しても2回目、3回目と経験を重ねるうちに、その感動の度合いが落ちてしまうからです。
しかし、怖いのは、どうせこんなもんだろうと言う経験が増えてしまうことです。これが増えてくると何に対しても興味が薄れてしまい、新しいことにチャレンジしようという意欲がなくなってしまうからです。
「あそこに新しい公園が出来たのだって」「俺は家で留守番してるわ」・・・・・
「今度、この旅館に泊まって見ようよ」「どこも一緒やん」・・・・・
自分が思っている以上に世の中は確実に回っている訳ではなく、奇想天外な不確実的な要素が起こると言うのに、脳が今までの体験で充分だよと判断を下してしまうのです。
ちなみに、私の場合、新婚旅行の写真が1枚も残っていません。何故なら、写真を撮ったデジカメごと私が無くしてしまったからです。家内にとっては、奇想天外な出来事でした。


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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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