ウサギとカメって
ウサギとカメの話は有名だ。
この童話で、よく使われる格言は、ウサギはカメを見ていたが、カメはゴールだけを見ていたというものや、諦めずに継続して努力すれば報われる等の自分に勝つ事の大切さを説いている。
しかし、実はこの話には続きがある。アメリカで出版されたものだが、「負けウサギ」というものだ。
ノロマなカメに負けたウサギは、仲間のウサギから馬鹿にされ、恥さらしな「負けウサギ」としてウサギの村を追い出される。しかしオオカミが、自分の村のウサギを狙っている事を知った「負けウサギ」は、オオカミを騙して岸壁に誘い出し、飛び蹴りを食らわせ、崖から突き落として退治してしまう。それを知ったウサギの村のウサギ達は、「負けウサギ」を温かく迎え入れ、その後、負けウサギは英雄となったのだそうだ。
次にカメはどうなったのか?
これはドラえモンの最終回みたいなもので都市伝説化しているのだが、ウサギとの勝負に見事勝利したカメは、「俺はなんでもやればできるんだ!」という気持ちに目覚め、あらゆることに挑戦しようとする。
そんなある日カメはワシに頼んで、どんどん空高く飛んでくれとお願いをしてきた。カメは、何でも出来る気がして頑張れば空を飛べると思ったようである。言われたとおりワシはカメをつかんで高い場所まで飛んでいき、そこからカメを落とした。カメは空を飛べると確信していたが、飛べるはずもなく地面に激突し、砕け散ってしまった。
これは一体に何を意味しているのだろうか・・・・・・・・・
「強いモノは、騙しを覚え、純粋なモノは、大きく勘違いして転ぶ」とでも言いたいのだろうか・・・・・謎である。
ただ皆さんにお願いしたいのは、どこかで講師が、気持ち良く、ウサギとカメの話をして目標や諦めない努力が大切だと話をしている人に、続編があるのだよ!と言うのだけは、勘弁して上げてください。そう言われた暁には、こりゃ殺生な話である。
さてさて、そんな訳の判らない話をしながら、ご支援先で新年会を行っていた。
店舗数が震災で2店舗削減しているにも関わらず、昨年よりも売上が好調なのだそうだ。
そこで、最近仕入れたという自慢のパライバトルマリンを見せて頂いた。
パライバトルマリンは、トルマリンの中でも一際高評価を受けるもので、中国の九寨溝の湖や、南国の海の色を思い出させる青緑のネオンのような独特のテリがあります。
しかし、通常パライバって水色なのだが、それは清んだ青だった。
さてさて価値は、どんなものだろう。