巨人の星じゃないんだから
今日は神奈川で支援でした。
従業員さんは、凄く良い人ばかりで、良いお店だなぁ~と感じます。
知覧から飛び立った特攻隊は、お国に命を預けて、片道だけの燃料を積んで飛び立ちました。神風とかのビデオを見ると、その時の手紙とかが長渕さんやコブクロさんの唄と共に紹介されています。
それに対してアメリカは、上官から「危なくなったら緊急脱出装置を押して逃げなさい」と伝えられていたそうです。
相手は、脱出して自分の命を守れと指示し、本国は、そのまま敵の空母や戦艦の格納庫目掛けて突っ込めと指示され、それだけの覚悟を積んで尊い命をかけても戦争には負けてしまいました。
死ぬ事が判って飛ぶのですから、頭の中は「親の事や家族の事」で一杯だったでしょうね。
果たして、何人が目を瞑らず、集中して突っ込めたのでしょう。
僕は無理です!!!きっと南無阿弥陀仏と言いながら、そのまま飛び去って目を閉じている内に打ち落とされているでしょう。
何か、感慨深いものがあります。
実は会社も同じ様な気がします。
「死ぬ気でがんばれ!」「はい!!!!」
「売るまで店は閉めるな!」「はい!!!!」
「休みを取ってる場合じゃないだろ!今月は休みなしで働け!」「はい!!!」
古いですが、巨人の星の星飛雄馬じゃないのだから、それで栄光の星は掴める様な気がしないですよね。
顧客満足も大切ですが、従業員満足が最初になければ、必ずへばってしまうと思います。
ユニクロは、年間に販促費を400億円使っているそうです。
眼鏡市場もタレントさんに2億円も突っ込んでいるとも聞きました。
会社の認知が高まり、集客のキッカケになるのですから、これって見方を変えてみたら、従業員が売り易くする為の投資みたいなものかも知れませんね。
いつも言う話ですが、仕組みは、そこそこ売れている時に作らないと動けません。
売れていなくて厳しい時に仕組みを構築しようとしても、売れている時と比べると何十倍も労力とリスクが発生します。(精神的に動けなくなります)
精神的に動けない時に経営者が決まっていうのは精神論です。
大概、精神論的な話が多くなると、それは感情ですので、真っ先に経営者が向かう先が見えず病んでいる典型です。
もし、皆さんの店が好調なら、作るのは今です!
精神論的な話に行きたくなかったら、動くのは今です!
それが、必ず、より会社を次のステージへと上げてくれるのですから。
(予断ですが精神論は、勿論、大切です。でも土台があってこそと付け加えておきますね)