何屋でも良いじゃん
本日のご支援先は、宝石店でした。
でも店内にはエステがあります。化粧品も置いてます。
初売りでは、鞄や時計も売ってました。
そして毛皮が飾ってありました。
何屋なんだろう?この店は?
マーケティングの本は、コンセプトを明確にしなさいと言います。
確かにコンセプトは重要です。でも、どこにコンセプトを持ってくるかは、お店の勝手です。
「お客様が楽しいと感じてくれる店」それも立派なコンセプトです。
そんな中、本日も300万円の宝飾を1人のお客様に販売していて決定していました。
通常、セールが終わった平日に10万円の宝石を売る事も難しい中で300万円です。帰りがけには店内に4組以上のお客様(ブライダルのお客様も含めて)がいらっしゃいました。
その他のお客様の実績を入れると本日は、朝から、どれだけの売上を作ったのでしょうね。
ポイントは、何を置いているかだけでは、見えない部分があります。
何故、売れるか!なのです。
それには理由があります。
そこには列記としたシナリオがあります。
だから、それだけ見た経営者が店に帰って同じ様な店を作ったとしても100%近い確率で売れません。
こういうお店が全国には、ごまんとあります。
チェーン店の中でも、同じ様な品揃えで展開していても、12月の売上が1000万円の店もあったり、3000
万円を超している店もあります。
やっぱり興味あります。
ご支援先なら、もう中身を全部知ってやっているので判るのですが、時々、「何故、売れているのだ?」という店舗が現れます。
その要因が判らなければ判らない程、理由を自分の中で見つけるまで突き詰める事が何よりも楽しみになります。
正月に真珠チラシを実施した店舗も、1日の売上で180万円の実績を出したという報告もありました。その真珠チラシを作っているのは、僕らなのですが、やっぱり理由を知りたくなります。
そんなこんなで1日が始まり、そして終わります。
余談ですが、ダイエーは元薬屋でした。イトーヨーカ堂は元衣料品屋でした。
ジャスコは元呉服屋です。そしてアスクルはプラス株式会社の一事業部として、文具のカタログ販売をしていて、梅酒で有名なチョーヤは、もともと葡萄酒やブランデーを醸造販売していた会社です。
ダイエーは別としても、本当に強い会社は、どこかのタイミングで自社の壁、業界の壁を超えているのかも知れませんね。