やる気のない者は静かに去れ!
年に一度の全社研修会が5日、6日の両日、横浜ロイヤルパークホテルで開催されました。
今年は、時代が不安定で、心の時代への突入という中、マインド的な話が全般を占めていました。非常に感銘を受けた要素は、
●誰もが長所を持つ。それが折角与えられた才能なのだから、大いに発揮しなさい
●それぞれのマインドによる格差が起きる
です。
確かにマインドは重要ですね。
どんなに素晴らしい手法があっても、それはあくまでも車だったら良い車の作り方。パソコンだったら高性能なパソコンの作り方の話に過ぎません。
それよりも、何よりも当の本人が、良い車を作りたい!高性能なパソコンを作りたい!と思うマインドがなければ、自分を動かす行動原力は働かない訳ですから意味はないでしょうね。
僕は、昔、勝負事をする時に、真っ先に考える事は、相手を見る事でした。
これは、スポーツでも麻雀でもトランプでも、喧嘩でもです。
基本、相手を見ると判る事があります。
それは「負けても良いや!かつ必要なんてないよ」と思っているかいないかです。
負けても良いと思っている人は、大概、負けます。
これは、企業でも当てはまっていて、今期、震災もあったし赤字でも仕方ないと思っている会社は、ずっと赤字になる癖が付きますし、こんなご時世だから販促企画外れても良いやと思えば、大体は外れます。
「自分の実績も予算を達成しなくても良いや、ガツガツ仕事を取るのもカッコ悪いし・・・」と思っている人間は、本当のカッコ悪さも判らず、負け癖が付いている小心者に過ぎません。
その意識のレベルで今年、物凄く差が出てくるという本質を弊社の役員は伝えていたのです。つまり、それに便乗して実績が上がる者と下がる者が出てくるという事ですね。
「知恵のある者は知恵を出せ!知恵の出せないものは汗を出せ!知恵も汗も出せないものは静かに去れ!」と永大産業の創業者である深尾茂氏の言葉は有名で、それに対して
松下幸之助氏は「本当は、まず汗を出せ、汗の中から知恵を出せ、それが出来ない者は去れと、こう言わんといかんのや。」と言われた話も有名ですが、結局、これもマインド次第で「自分から動かずに、やる気の出せないものは去れ」と言っているのでしょうね。
僕は、今年、占いでも初詣の御神籤でも良いので、メチャクチャ「やる気」に満ちています。