モノサシ
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この記事を書いている人 - WRITER -
元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。
先日の宝飾店での会議で、部長と店長のやり取りです
部長
「店長、あなたの店は、どうなって行きたいの?周りには量販店的な競合店があるのは判っている。そこと同じ土俵で戦う?それとも違う土俵で戦おうとする?」
店長
「違う土俵で戦います。自店はブライダルを伸ばします。その為、ブライダルの売上構成比を40%に持って行きます」
部長
「40%の構成比とか、そうじゃなくて、違う土俵で戦うのなら、その部分では圧倒的な一番化を目指さないと行けないのでしょ。だったら、それだけで全部の予算をクリアーする意気込みで発想を考えないと出来ないと思うよ。」
店長
「しかし・・・・ブライダルだけで1000万円以上って」
部長
「そこに、徹底的に集中してごらん。必ず突破口が開いて、結果、全体の実績が上がるから」
米アップル社の創業者、故スティーブ・ジョブズ氏の自伝の中に
「美しい女性を口説こうと思った時、ライバルの男性がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい?そう思った時点で君の負けだ。」
自店の差別化は、やはりお客様から見て「違うモノサシ」で測って貰える体制をどれだけ作れるかに限るのだと思います。
あなたの店は、どんなモノサシで見られたいですか?
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。