振り返るな
1990年2月10日、東京ドームで猪木&坂口組と橋本&蝶野組との対戦直前にドレッシングルームで試合を待つ猪木に、テレビ朝日のアナウンサーがインタビューをしていた。
「もし負けるということがあると、これは勝負の時の運という言葉で済まないことになりますが…」
と負けたら引退を仄めかす言葉が発せられた時、猪木が怒った。
「出る前に負けること考えるバカいるかよ」「出てけぇ!コラッ!!」バシッとアントニオ猪木が佐々木アナウンサーに闘魂注入のビンタをしていた。
まぁ放送されたのだから新日本お得意の「仕掛け」の一種だと思いますが、猪木の言っている事は正論ですね。
基本的に、出店やリニューアルオープンを控えているメガネ店や宝石店が最近、多い様に思います。
本日も、わざわざ東北から東京まで、依頼をしに出てきて頂いた方がいたり、鹿児島の宝飾店からの新店の図面を持って出てこられたりと、皆さん動かれていますね。
僕もチームのメンバーに言っている事ですが、何かをしようとするなら絶対に途中で後ろを見るな!と伝えています。
「無理かも知れない」と思うのは、自分の力を120%以上出し切って、それでも結果が出なく、もう終わりだと決断してから初めて感じる事であって、物事を進めている途中で思うようなら、絶対に成功なんてしないに決まっている。
僕達も色々、これから業界に向かって仕掛けをして行きます。
なるべく形が出来るまで、絶対に振り返る事なんてしません。