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投資

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

先日、新たなメーカーさんを入れて某宝飾のご支援先でファミリーセールを実施した。


そのメーカーさんの商品は、以前、メンバーと一緒に甲府へ行き、おおよそのラインをチェックし、「これなら大丈夫!」という確信を持っていたのだが、何分、初めて展開する時は不安が付き纏うものである。

しかし、結果、店内の3日間で1800万円の売上があり、メーカーさんの商品だけで約900万円計上されていた。(まだまだ宝飾は売れるのだ)

中でも面白かったのは、キラキラGショックである。通常のGショックにスワロフスキーで、オリジナルに装飾するもので、安くても5万円以上はするのだが、期間中にこれだけで10本以上は決まっていたのだ。(正直、最初、誰が買うのかと思っていたのだが、予想以上に反響が高かった)

今回のイベントの集客には、ケーキバイキングを行い、それとは、別にお土産として宇治抹茶のロールケーキをプレゼントし、封筒に少し趣向を凝らしてみた為、経費としては50万円ぐらい掛かっている。

さてさて、ここから本題に入ろうと思う。

お店を経営するという事は、お金が掛かる。


商売において粗利100%というものは、ありえない為、価値を生み出すものに投資をして利益を生みだすのが経営者の持つ裁量になる。

仮に、売上1億円で1000万円の営業利益が出たなら9000万円は、経費を使っているのが実態だ。つまり、9000万円のお金を使わないと1億円を手にする事は出来ない。

根本的に、新たな商品を作るにしても、人材を採用するにしても、販促を打つにしても、お金は使わないと増えないものになる。

情報もなく、新規在庫も入れず、チラシも打たず、人員も必要最小限で回す効率化ばかり追求すると、どうなるか?

小さくなるに決まっている。そこに活気もチャレンジ精神も生まれない。結果、面白くもない店になる。(お客様に甘えているとしか思えない)

※一部小さくても理想を追い求めている店は除く

人間も同じだ。勉強ばかりして来た真面目一辺倒な優等生よりも、ある程度、趣味やスポーツなどの経験を積んできた人間の方が社会を知っている。その為、会話していても楽しく感じる。


お店も同じでお客様が喜ぶ事に投資する事だ。

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※蛇足だが、ここに120万円の時計がある。今、売りに行っても誰も120万円で買ってくれない。一度でも売った段階で、価値のあるモノは、価値が上がる事はない。車でも家でも、資産というものは、そういうものだ。

しかし、本当に考えないとダメな事は決算書に載ってこない項目である。

それは、人材の成長、お客様からの満足度、ブランド性、信用等々。

この価値は、損益では図れない。だから損益にも載らない。

ここの価値を上げる投資も見直す事が大切なのだ。






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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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