買ってしまった
厚生労働省が発表した日経が報じている2010年の年収
一世帯当たり所得で
200万円から300万円が13.5%
300万円から400万円が13.1%
100万円から200万円が12.6%
1000万円以上が12%
400万円から500万円が11.1%
諸々と続いている。
最も多い年収は200万円から300万円であって、100万円以上300万円以下で見ると、全体の32%、更に、それが20代だけで見ると半分以上になるとかならないとか・・・・
そんな中、ブライダルの現場報告を聞いていると、若いカップルが来て、予算の大半は10万円であった。女の子がエンゲージを欲しいというと、怒って帰ってしまった彼氏の話や、5万円のローンが通らなかった話、彼女を保証人にした話云々。
そんな中でも、彼氏の腕にはロレックスが・・・・・・まさに戦場。
都会では4畳半一間に住んでいて、カップラーメンを啜っていても、高級時計を付けている若者が増えていると言う。
これは、一転豪華主義の典型で、何か一つ高級なモノを付ける事で、自分の気持ちのよりどころを見つけている。
実用品は、極端に削っても、旅行でのお土産や食事にはお金を使う心理の様に、ハレの舞台とケの舞台の使い分けが、不景気の特徴でもある。
そして、僕もついに、ついに、念願のフランクミューラー(日本だけの200本限定販売)を本日、支援先で購買した。
価格は、秘密だが、社長が「先生プライスにします」と絶対に出来ない僕だけの特別価格にしてくれて、更に、5年間保証(ケースが割れたり、バラバラに壊れても1000円で何度でも修理)も無料で付けてくれたのだが、かえって気を遣ってしまう。
正直、今回の震災や中国の事故やノルウエーのテロ等々で判った様に、予期せぬ事態がいつ何時、起きてもおかしくない世の中である。
フランク~!!!欲しかった!!!と言って死ぬのは嫌だ。
style=”FONT-FAMILY: "HGS創英プレゼンスEB","serif"”>あの仕事、しとけば良かった~!!と言って死ぬのも嫌である。
やっぱり、毎日毎日、今、自分が出来る最高の幸せな状態で過ごしたい。
気持ちは、いつでも只今臨終精神なのである。(今日で終わっても後悔しない生き方)
そんなこんなで必死に言い訳をしながら、身分不相応な時計を見てニヤニヤしている。
でも、買った以上は、元を取る。それは、絶対に買ったことを後悔しない事である。
それは、この時計が時を刻むと共に、自分も同じ様に前を向いて時を刻んでいく。
(今日の自分は、今日しかいない。明日は、一つ年をとった自分になる)
大きな古時計の唄ではないが、1年経ち、2年経ち、そして、何十年経っても、この時計は、形を変える事なく、常に動いている事だろう。そして、自分が、いつか振り返った時、この時計をふと見ると、その中には、これから刻まれる様々な思い出が溢れてくるメモリアルになる事だろう。
古いアルバムの中に 隠れて
想い出が いっぱい
無邪気な笑顔の 下の
日付は 遥かなメモリー
時は無限のつながりで
終わりを 思いもしないね
手に届く宇宙は 限りなく澄んで
君を包んでいた
おとなの階段上る 君はまだシンデレラさ
幸せは誰かがきっと 運んでくれると信じてるね
少女だったと いつの日か 思う時がくるのさ
さぁ~ガンバロウッと!