結婚式
結婚するなら、やっぱり「ジューンブライド」6月の花嫁!
この6月はローマ神話に出てくる女神ジュノーの月だからというもので、ジュノーは女性の守り神であって、婚姻を司る神様でもあります。それで、6月に結婚すると、ジュノーさんがふたりの幸せを一生約束してくれるという言い伝えが生まれたと言われています。
ナイナイの岡村隆史さんが、来年の6月に向けて本格的に婚活をすると話題になっていました(日本は平和ですね)が、本日は、僕の大恩人である方のご長男さんの素晴らしい結婚式に出席させて頂きました。
事前にお聞きしていた結婚式の会場は、大自然に囲まれた草原で予定されており、文字通り、天気なら最高のロケーションです。
しかし、残念ながら梅雨前線の影響で天気予報は生憎の雨。
外れる事を祈っていたのですが、朝から予報通りの雨でした。
しかし、何かを持っている人は違います。ここで奇跡が起こります。
式の始まる30分前には、雨は完全に上がり、先程まで聞こえた周りの音は、雨音でなく、鳥の囀りに変わったのです。
僕も今まで何十回と結婚式に出席させて頂き、そして僕自身も結婚式を上げてきましたが、その中でも本当に感動する結婚式でした。
ではでは、結婚式から披露宴の中身はと言いますと・・・・・・・書くのは止めておきます。この感動は自分の記憶に留めておく事にしておかないと。
でも、今回、一緒に出席させて頂いたメンバーは、僕がコンサルタントという立場を一切忘れさせてくれる、心から肩の力を抜いて話が出来る仲間であって、先輩であり、家族みたいな方々が常に隣にいてくれました。
いつもは、僕の講演を聞いて頂いている経営者の方が、素晴らしい祝辞の言葉を述べられ、それを聞いて感動し、いつも暖かく仲間の様に接して頂ける経営者の方々と一緒になって祝福でき、そして、恩人の涙の言葉や、ご長男さんの、しっかりとされた挨拶など、本当に素晴らしい感動の時間を過ごせた感じがします。
そうだ!この感覚は、家族の結婚式に似ています。
だから通常、誰かの結婚式に出たりすると疲れるのですが、今回、全く疲れていないのは、そういう部分が大きかったのだと思います。
さてさて、では今日
の締め括りに。
僕らが持っている記憶というものは、絶対的なものではありません。
つまり、記憶は、常に変わらない情報が蓄積されている訳ではなく、日々の蓄積された情報の中で書き換えられていくというものです。
その為、何かを思い出せば思い出すほど、記憶の正確さというものは失われていきます。
仮に記憶の正確さというものが、あるとするならば、それを最後に思い出した時点における確かさでしかなく、実際に記憶している内容から、記憶したいと思える内容に近くなって行くものだとされています。
「咽喉過ぎれば熱さを忘れる」という例えが良いか悪いかは別として、大体、終わった事は、後になると自分の中で素敵な物語みたいな感じで記憶が塗り替えられるのです。
本日、新郎新婦がダイヤモンドという永遠の宝物が付いたリングをかざして写真を撮られていましたが、素敵な思い出として、その記憶を刻まれた事でしょう。
これから何度も喧嘩をしたり、辛くなる時もあるかも知れません。
でも、そんな喧嘩なんて、その時間を過ぎさえすれば、楽しいエピソードに変わります。
だから、そっと新郎から貰ったダイヤモンドを新婦の方は眺めて見てください。
そこに刻まれた、この瞬間の想いが一気に蘇ってくる事でしょう。(新郎も同じ)
そう、絶対に色褪せない写真の様に。
それを眺めると、きっと勇気付けられます。
その時の新郎の想いを形にした、たった一つの一生モノ、それがエンゲージリングなのですから。