やるしかないのだ!
明石屋さんまが、友人から「原発が心配だから大阪に戻ってこないか?」と促された時に
「原発を取り込んで大怪獣になって笑いを撒き散らす」と答えたそうだ。
一流の芸人は、やはり凄い。どんな時でも笑いに変えて受け答える会話力を持っているのだ。
「何かをする!」と決める事(意思決定)を人は決断と言う。
ジェームス・スキナーは、この決断が人生において最も大切であり、成功は決断から始まるものだと言っている。
決断とは文字通り「決めて断ち切る」と書く。
そこに成功しないというオプションは残さない。
絶対に何が何でもやり切るのだと決めた瞬間に人生が、そして環境が変わるものなのだ。
そして、決断は、いつでも、誰でも出来る。
そこに掛かる時間は一瞬で、100%自分のコントロールで環境を全て変えられるもの。
でも、ほとんどの人は、この決断がなかなか出来ない。
それは、有利な条件が現れるのをひたすら待ってから決断しようと考えている。
しかし、そういう条件や資源は、決断した後に現れてくるものであって、決断もしていないところに、そんなものが集まる筈がない。
だから、いつまでも決断出来ないまま時間が過ぎて行くだけなのだと語っていた。
僕らは、コンサルタントとして生きていくことを決めて、今、自分に出来る事を考えている。
それが東北であろうと、原発の近くであろうと、地震が、これからまた1ヶ月以内に来ると言われようとも、そこにお客様がいる限り、飛んでいく覚悟は出来ている。
被災地にいる人達は、帰れる家がない。そこにいるしか出来ないのだ。
style=”MARGIN: 0mm 0mm 0pt”>いきなり、他に住めと言われても身寄りがなく、家族も見つからず、仕事もない段階において、高齢になればなるほど、無理がある。
また福島で商売をされている人も、原発がどうとか言われても、今のところ福島で商売をする選択しか、残されていない。
どんなに優しい言葉をかけても、義援金を送りボランティアをしたとしても、そこから動けなく、未来への絵が見えていない人達の苦しみを判る人なんて、本人達以外いる筈もない。
だから、元気な僕達が元気に出来る事をやらないと、誰が元気を与えて上げられる事が出来るのだろう。
それを原発が解決したらとか、株価がどうとか、景気がどうとか言って嘆いても、仕方ない。
やるしかないのだ。