何も知らない
何だか判らないが
もとバルパンサーの俳優で地震研究家の小林朝夫氏の言動が最近騒がれている。本日の福島と茨城の地震も当てていた。
一番、最近のアップでは
「大地震警報を発令します 電磁波・電場計測値がMAX状態となりましたので、地震注意報を大地震警報に切り替えます。東北・関東地方で、大きな地震が発生する可能性があります。発生予測時間48時間以内(4月14日23時まで)M7を超える地震になると思います」
と書かれている。
もう一人、松原照子さんの「幸福への近道」というブログの中で2月16日に、今回の東北大震災の悲劇を既に書いていた。陸前高田の地名や釜石も出てきていた。抜粋したものを掲載すると
11年2月3日「北米大陸、太平洋側、活動期に突入した「近い」
11年2月4日「地球全体が天災と云う名で私達を戒めている核の脅威核施設や原子力発電所、天災が避けているがいつ心変わりするか分からないその日は近い関東大震災の時と今が似ている現在いよいよ 来るのか」大地震
11年2月16日「陸前高田」気になる広範囲に揺れる 岩手・秋田・山形・宮城・福島・茨城千葉 神奈川 東京 埼玉 群馬 栃木 長野大きな揺れを感じる私がいます日本の人口9000万人になるのか災害より病死が殆どか。
とこんな感じだ。彼女が言うにも、まだまだプレートが収まっていないとのこと。
最後は、船井先生も以前に紹介していた飯田亨氏だ。
彼は、4~5年前に書いた本の中で2011年 辛卯[7]年 地球新潮流元年、天地自然、人間世界の、上下規律バランスの鎖が、ものの見事に一刀両断され、左右の関係に転移する。
*天地自然の上下規律バランスとは、水火大気の寒暖明暗、地層の上下安定構造を指す。
水と火、海溝と大陸の断層は、適切な上下関係にあって安定調和している。
この上下の規律が、左右関係に変換したら如何に?
大水害、大火災、熱波の両極が同時進行し、大地震と大火山の泥流が連動する。まさに世界的大凶作と飢饉が現実化する。
と書いていた。
僕は、今週も東京にいる。
でも、世の中、判らない事だらけだ。
原子力の構造自体、よく判っていない。「スイヘイリーベボクノフネ」と元素記号を小学生の時に覚えさせられたが、こんな言葉を知っていても何の意味もない。
陽子や電子、中性子というものでもなく、そもそも電気というエネルギーへと変換させる発電の仕組みと、現在の放射能の危険度(ガンマ線がガンを誘発する等々)を何も教わっていないのだ。
だから、海外の専門家が言う言葉、マスコミが言う言葉、政府が発表する言葉、その真意を掴めていないのが悲しくなる。
身近な携帯電話にしてもそうだ。何で、こんな機械で、はるか何千キロと離れた地球の反対側にいる人と会話が出来るのだろう。その構造は?どれだけ電波を出しているのだろう?そんな電波を出す機械を耳に付けて脳とか害はないのだろうか?
パソコンの構造、飛行機が飛ぶ理由、宇宙という空間、食品の添加物、数え上げたらキリがない。
今の小学生から中学まで受けている義務教育の質、そのものも根本的に見直さなければ、今後、何も知らない大人ばかりが増えていく様な気がする。
子供の頃、父親にタバコの火を近付けられて、熱い!という感覚を覚え、タバコに近寄らない事を覚えた。空手を覚えて、人から殴られる痛みを覚えた。
二階の校舎から遊びながら飛び降りた時、頭まで響く振動を覚えた。
裏庭にいる蛇を捕まえた時に噛まれる痛みを覚えた。
きっと、今の僕達は、テレビを通じてライオンやヒョウの映像を見て、可愛いとか言っている女子学生みたいなレベルであり、アフリカで実際に襲われた経験を持つ人が見る危険性など、到底判らない子供レベルなのだろう。
「地震、雷、火事、オヤジ」
何故、地震を昔の人が最も恐れていたのか?
その本当の意味での恐怖を阪神淡路、中越沖、東北大震災で知らされる事となり、原子力の恐ろしさを知る事となった。
戦争を経験していない僕らは、これらを決して忘れる事なく、次へと伝えていかなければならない。
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