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山のどこを見ている?

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

朝の新幹線の中、車窓から見える山を見ていると


「志(こころざし)をはたして♪ いつの日にか帰らん ♪山は青き 故郷 水は清き 故郷」


故郷の歌が自然と口から出てくる。

昨日、ご支援先から一冊の宝石ブックを見せて頂いた。

文面の最後に「東京オリンピックが日本で開かれたことを契機として」で締めくくられているので、約46年前のものだ。

そこには、宝石の歴史が詰まっており、ダイヤモンドの鑑定書や4Cというものは存在していない。また1ドル360円の時代だから、小さなダイヤモンドでも、今の価格で数千万円もしていた中での説明書なので圧巻されてしまう。

そんなこんなで、本日も東北の宝石店へお伺いして様々な傾向と対策の話をして来た。

思い込みは、基本的にバイアスというゆがみがあるので、それを払拭しなければ次へは進めない。


先程、冒頭の故郷の歌の中に、山は青き故郷?という歌詞がある。

冬の山はグレーや茶色なのだが、春になると山は緑に見えるものだ。しかし、山は青いとうので、見て見ると、確かに手前は緑で遠くは青く見え、もっと遠くは水色になる。

色彩画を描く人なら判ると思うが、水蒸気の影響で山は緑という一色ではない。

宝石業界も、手前ばかり見ていると緑一色にしか移らない。遠くを見ていないのだ。

例えば、パワーストーンブレスは何故、売れているのか?では、それを宝石店に置き換えると、どんな宝石なら売れるのか?という仮説を立てて見たり、黒真珠で和珠の様にミリ数が揃っている物を作ればどうなるのだろうか?

ヒーリングストーンとして翡翠やエメラルドに焦点を当てられないだろうか?

日本人は真っ赤な太陽という。しかし、中国では太陽を黄砂の影響で黄色という。インディアンはオレンジという。では、実際に太陽を現した石は、どんな石なのだろうか?そこに物語性は作れないのだろうか?

ピンクのオパールが売れているという。これは何故、売れているのか?

どんどん、仕掛けとアイデアが浮かんできて、上記の対策は全て立てており、今月にある大きな宝飾チェーン店の会合で発表して行く。


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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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