ぶっ壊す時期
「BORN WIYH A SILVERSPOON IN ONE’S MOUTH.」
この言葉は、ヨーロッパでは高貴な身分として生まれた事を「銀のスプーンを口にくわえて生まれくる」と言われることわざです。
つまり、生まれてきた赤ちゃんが「お金に困らない裕福な生活が出来る様な人生」を送れます様にという願いを込めて誕生祝いに「純銀のスプーン」を贈る習慣があるのだそうです。
そこで、早速、結婚リングを購買されたお客様に「お子様が、生まれた時に素敵なプレゼントでお祝いさせて頂きます」と銀のスプーンに永遠のダイヤモンドを入れ、イニシャルを加えた特製オリジナルスプーンを作成する計画を立てました。
さてさて、皆さんは、今の時点で、どこを見据えて経営に取り組まれているでしょうか?
ある宝飾の団体は「vision twenty twenty」をテーマにしています。
これは、202010年後を想定した今の動き方と20フイート離れたところから小さな文字が識別出来るという正常視力や正しい判断力を持つという意味から、メンバー全員で想定された将来へのゴールに向かっています。
そのゴールは世界へ通用するジュエラー店です。
それは、今後縮小していく日本のジュエリーの市場において、益々グローバル化が浸透して行く事を見据え、海外とも真剣に戦えるスタイルの構築と、世界のスタンダードにまで持って行くべき体制作りになって来ます。
「まぁ~簡単に言えば、地方大会ベースではなく、日本チャンピオンから世界でも通用するレベルにまで
志を高く持ち、従来のトレーニング方法から全て見直し変更して行くということです。」
僕らコンサルタントも、その場その場しか見ておらず、PLベースの話しか出来ないレベルでは、話になりません。やはり、10年後とまでは行かなくても2年後3年後の状況を想定した、今の動き方を考えなければならないのです。
確かに、先日お伺いした宝飾店も店頭で680万円のファンシーイエローのダイヤモンドも売れ、年間を通して見ても、昨年より売上を落とした月は一度もないばかりか、過去最高の勢いです。
そろそろ、既存の仕組みをぶっ壊す時期が来たのかも知れないなぁ~と、サンプルの銀のスプーンを加えながら、鉛筆片手にワクワクしながら考えています。