人を止める業
会津若松は凄い雪でした。つい何日か前に行った時にもメチャクチャ寒かったので、思わず「これ!1週間以内に絶対に雪降りまくりますよ」と言っていたのですが、社長は「今年は暖冬だから大丈夫だよ」と。・・・・・・・直観も時には経験を凌駕するのだ。
さてさて、年末も、カウントダウンが始まりだしています。
皆様は歳末商戦どんな感じだったでしょうか?
24日のイブにお伺いした宝飾とメガネの兼業店は、絶好調でした。
小さな店ですが、販売員さん達は、本当楽しそうに働いています。
僕が、今まで会社を見てきた中、傾きだす会社の絶対条件というものがあります。
それは、「経営者の無関心さから起こる、従業員を大切にしない会社」です。
これは僕が今迄経験して来て知る限りの100発100中な条件になります。
大体は、調子が良くなり起動に乗り出すと、経営者が他の事業に走ったりして、従業員に丸投げしてしまうパターンや現場も行かず、判らないのに会社で実績表だけを見てメチャクチャ貶し出す会社は、まず長く持たないですね。
現に、そういう会社は、ものの見事に全て無くなって行きましたし、長年の経験で、「ヤバイ」という感覚は不思議と判るようになりました。
そうなると、毎日、その会社で務めている訳でなく、商品構成や活性化手法等々を主とした僕らでは、会社を助けられないのです。
それに比べて、大手チェーン店でも一店一店、経営者が全部くまなく周って直接指摘して行く様な会社は、絶対に安泰だと思いますし、勢いもあります。
だから、これから、まだまだ発展して行く様な会社なのか、落ち目になって行く会社なのか、直ぐに空気で判るのです。
企業という字の本質は「人が止める業」という意味です。
自分達の使命を伝える従業員を大切にしないで留まらない様な会社に、どこの物好きなお客様が、その店に留まってくれるのでしょうか?
経営者の無関心さに寂しがり不安がっている現場の販売員が、どうして一生懸命に楽しく仕事を出来ると言えるのでしょうか?
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それが企業は経営者で99%決まると言われる最も大きな要素だと思います。