「初」の感動
昨日は、本場下関のフグをメンバーと一緒にお客様から頂いた。
あまり食べられないフグの肝を始めとし、寿司、から揚げ、てっさ、鍋、雑炊とフグ三昧。
メンバーは生まれて初めてフグを食べられて「一年間のうまみ指数を今日全部取れた感じがします」と訳の判らないコメントでお客様に感謝の気持ちを伝えていた。
何事も「初」には感動が伴うものである。
きっと、今日、彼は初めてフグを食べた日を一生忘れないだろう。そしてこれからフグを食べる度に「下関のフグ」を思い出すのだろう。
ちなみに、そのメンバーであるm君は、今年でチームから巣立っていく。
そこでメンバー全員で、お別れ会をしようと企画していたのだが、最高のお別れ会を今回、お客様に開いて頂き、これ以上の感動を彼に提供出来ない為、お別れ会を中止にしようと思ったのであった。
本日は、群馬の宝飾店の支援。
新店を含む3店舗を確認した。
3店舗とも、ブライダルを中心に展開している店であったが、中でも一番新しい店舗における商品の魅せ方や構成は素晴らしかった。梨花のジュピターを始めとしたファッションジュエリーから、ディズニーシリーズのプリンセスビジュ等々も当然ながら、群馬で自店でしか展開されていない鮮度の良い商品ばかりが並んでいる。
ブライダルの場合、店頭に陳列されている商品はサンプル品とは言え、それぞれブランドとしてセットで展開されている為、月日の経過と共に鮮度は序々に落ちて行く。
そして簡単に在庫入れ替えが出来ないのが、大きな課題になっている。
lass=”MsoNormal” style=”MARGIN: 0mm 0mm 0pt”>しかし、新店舗は、オープンする前から僕も支援に入り、様々な情報や実績から現状で最高だと思える商品構成を提案する。当然、そこでは魅力的な商品ばかりが展開され、提案しやすくお客様の買上率も次第に高くなってくる。
当たり前な事だが、新店舗の方が、既存でやっている店よりも有利に働くのだ。
お店は、どこかで鮮度を上げなければならない。
変化がなければ、どこかで必ず、お客様に飽きられてしまう。
先ほど、冒頭に述べたメンバーのフグではないが、お客様は「初」が好きだ。
商品構成も、予算帯で展開しているセット商品の隣に、価格が少し上がっただけの似た様な商品を置いても、お客様にとって、その違いが明確に判りにくい為、次のステップの提案が出来にくい。
そこで、導線をしっかりと考えながら見た目のデザインや質が、明らかに違う自店だけの取扱商品をセットの隣に展開する事で、その違いをお客様に認識して貰い易くなる。
常に、お客様にとって話題を提供し「初」を提案出来る環境。それが飽きられない魅力になって行くのであろう。