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自分がブレると・・・

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

今日は、勤労感謝の日。僕は会津若松にいる。

「真理はすべてひとたび発見されれば容易く理解されるものだ。しかし、問題はそれを発見するという事にある。」


ガリレオの言葉である。

メガネ店って不思議な世界だ。


小さな街でもメガネ店は沢山あって、大手チェーンのチラシも沢山入る。

街を見ても、皆が皆、メガネを掛けている訳でもなく、メガネを買おうと思えば、2万円ぐらいする。

家電量販店であれば、電球一個から、プリンターのインク等々までサプライ的なものが存在しており、靴屋であれば外に行けば誰もが履いているので、お客様が来店される理由が判るのだけど、メガネって他には、なにもない。

強いて言えば補聴器やサングラスがあるが、とは言え、そんなに頻繁に必要だと思える人が小さな街で沢山存在するとも思えない。

だけど、あるメガネ専門店は売れている。地方の小さな街でも売れている。何故か判らないが、毎月350人以上がメガネを購買し、その内3割が新規客で維持出来ている。

その店は、とにもかくにも集客を第一に考え、商圏内最下限の4725円での薄型レンズが付いたメガネセットを目玉にしている。

他店は、平均単価が下がるからと、あまり力を入れている様には見えなくても、その店は、そこに力を入れている。

集客は集客の技術が問われ、商品構成や接客は別の技術が問われるのだ。これを一緒に考えるとブレる。自分がブレると中途半端になり、従業員だけでなく顧客もブレ出すと社長は語る。

何が正解かは、ハッキリと言えるものでないが、この店におけるメガネの考え方における真理は一つ。圧倒的な集客と、圧倒的な商品構成力、そして接客も含む店内の雰囲気作りが自分自身の責任であって、従業員の問題ではない。そして、それらが備わってこそ、スタッフの接客が成り立つというものであった。


集客が悪いのを「君らの接客力が弱いからだ!」と闇雲に責任を押し付けては行けない。





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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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