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違和感

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

東京に行くと中国の人ばかりだ。特に銀座や秋葉原。新幹線の中も週末は中国の団体客が目立つ。領土問題がどうとか行っても、消費してくれるのは有難い。


彼らは何故、バイヤーも含めて中国でなく日本で高級ブランド品とかを購買するのだろうか?

きっと彼らの根本に日本ブランド(日本で取り扱っているもの)は信頼出来るが、自国のブランドは信頼出来ないと感じているからだ。自国を信頼できない国民性というよりも、国が取って来た言動や行動に対して、国民は判っていないと思っていても、実はバレバレなのかも知れない。

ここで斉藤一人さんの面白話のアレンジであるが、中国は、きっとその内、尖閣諸島付近で恐竜か人魚でも発見するに違いない。その恐竜は、中国の尖閣諸島で発見されたとマスコミや新聞で宣伝しまくるだろう。「中国の尖閣諸島」この言葉を連発して、いつのまにか世界中に中国の尖閣諸島とイメージさせる為に。

さてさて、僕は、売場を見る時も販促を見る時も、財務を見る時も何事も「違和感」がないかどうかを確認している。


「これ!ちょっとおかしいかも」「何か違うぞ」的な感覚である。

例えば、子供の頃、週末の新聞に掲載された2つの絵の間違い探しゲームが楽しみだった。


あのゲームは一枚だけの絵を見せられて「どう思う?」と聞かれても答えようがないのだが、2枚の絵を見せられて、「何か違和感がないか?」と聞かれると俄然見方は変わる。

そんな中、上と下の絵の中に7つの間違いがあると書かれていると答えは直ぐに見つかってしまうのが面白くなかったので、なるべく書店で本を買って、答えの数を見ずに間違いを指摘して遊んだ記憶がある。

僕らコンサルタントは、日々、様々な絵を見ている。実績が正解の絵というのなら、その売場や販促、接客手法が一つの答えになるのかも知れない。


だが、間違いの数は誰も教えてくれない。


だから、個々が今まで見てきた答えの部分と照らし合わせながら、どこに違和感があるのかを見つけ出し、早期に指摘しなければならないのだ。

仮に現場を見ていないコンサルタントがいるとすれば、彼らの正解は何で?どんな違和感を感じられるのだろうか?


皮肉に聞こえるかも知れないが、とても興味がある。




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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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