スヌーピー
僕は、恥ずかしながら今も英語が話せない。でも、中学時代は、毎週金曜日にクラブを終えて家に帰ると外人の女性がいて、マンツーマンで英語を教えてくれていた。
その時の勉強方法は、その外人の先生がスヌーピーの漫画を持って来て、それを一つ一つ読ませて解説して行くと言う様なものだった気がする。だから、肝心の英語は話せなくてもスヌーピーの漫画だけは、やけに詳しい。
以前にも伝えた記憶もあるが、印象に残るスヌーピーの漫画のなかで、ある時に主人公のチャーリーブラウンが、ルーシーに向かって
「僕のこの手は、いつか偉大な事を成し遂げるかも知れない。いつか驚くべき仕事をするかも知れない。橋をかけたり、病気を治したり、ホームランを打ったり、魂を揺さぶる様な小説を書いたりするんだ。この手は運命を変えるかも知れないんだ。」
と伝えるのだが、それを聞いたルーシは、チャーリーの手を見て
「ジャムが手に付いてるんだけど」と言ったという様な世の中の現実を物語る話が沢山ある。
本日は、ジャパンジュエリーフェアに行って来た。東京のビッグサイトで行われる宝飾の展示会である。会場についてからも実質商品を見れたのは1時間ぐらいで、それ以外は、打合せの連続だった。
そんな中でも、ご支援先のお客様を初め、業界の有名人が、オール集合していて、会場で挨拶をしまくっていた。
ちなみにお昼は、またまた会員制のベイクラブで懐石料理をご馳走されてしまった。
今回は、メーカーさんとの打合せが多かったのだが、中でもジムヘンソンのマリッジリングが非常に好調で大人気だった。
ジムヘンソンは、知る人ぞ知るスヌーピーのデザインを手がけた人である。
全世界に「幸せのオマジナイをかける」事をコンセプトに、スヌーピー以外にもセサミストリートや、様々なヒット商品を飛ばしている。
そんな中、非常に大きな仕事を依頼された。簡単な仕事はないが、特にその仕事を受けるかどうかは、まだ判らないが、やるなら、プロとして、しっかりと準備して臨みたい。それだけ力の要る内容である。
もはや手にジャムが付いたチャーリーブラウンを見て笑っている自分は、そこにはいなかった。
頑張ろうっと!!