数字の裏付け

2010年8月26日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

昨日は、支援を終え、夜に新幹線で横浜から大阪の実家に戻って来て、今、朝の新幹線で、横浜に向かっています。まさに新幹線が通勤電車の感じがする。

さてさて、シェークスピアは言う。経験は宝石だと。しばしば高値で買い取られる訳なので宝石に違いない。しかし、経験だけでは、まだ足りない。経験から得た見識が価値になるのだと。

先日、もとメガネチームのメンバーと話をした。元気そうに大手製薬会社
のマーケティングをしている様だった。一つの商品を決してディスカウントせずに、何十年も売れる様に持って行く様な仕事だ。一ブランドで年間に３０億を売る世界の中で商品化をするまでに様々なデータの検証と市場調査を繰り返し2年の歳月は最低かけるのだと言う。確かにワンブランドで何十億という商品を立ち上げるのだから、事前の準備は、わかる様な気がする。その時に、人を動かすものとして、最終的にものを言うのは数字の裏付けである。
何か行動するのに、誰が見ても嘘を付かない数字というもので説明しないと信じて貰えないという話である。

どちらかというと、一緒に仕事をしていた時は感覚人間だった、そのメンバーは、新たな経験を積み上げ、見識として、人を動かす必要なアドバイスをしてくれた様な気がした。