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念入りしぐさ

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

秋の味覚「秋刀魚」が一匹1000円。昨年は、焼いてあって200円ぐらい。

やっぱり世の中、需要と供給で成り立っているのかな。

考えてみれば、顧客が自ら店頭まで来店してくれる事は、本当に有難いものである。通常、DMでも手間隙と費用をかけて、1人の顧客を集客するが為に、一体何通出せば良いのだろう。それを店頭スタッフが判っていれば、決して惰性になることはない。つまり、顧客が来店される事は当たり前ではないのだ。

江戸時代から続く商人は、「念入りしぐさ」というものを大切にしたという。

念入りしぐさとは、簡単に言うと洋服にボタンを付ける時に、もう一度、念を押して、糸をぐるりと巻いて針で止めるみたいなもので、日本人の職人魂と質の良さを誇る原点である。

チラシを打って忙しいからと、モノとお金だけのやり取りで終わったり、中途半端なまま、顧客に商品を提供したりというのは、商人としての魂を忘れてしまっている。

自店における「念入りしぐさ」は、誰が一体しているのだろうか?

命を預かる病院のカルテの取り間違いで死人を出してしまったり、飛行機や電車の事故も含めて、問題の起こるほとんどは、これの欠如から起こっている。

1人の顧客が来店して、ものを購買して頂いてのみ、お店に利益が落ちる。

そして、次に来店して頂けるかどうかは、その店の信用力で決まる。

儲けは信用の蓄積であり、一つのミスで泡となって消えていく事を判っているなら、絶対に必要な事なのに・・・・


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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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