プロ中のプロ
本日の地方にあるメガネ店における5月のメガネの売上は950万円。催事をしている訳でもないので、なかなか出せない実績だ。6月も昨日までで850万円を超えているので、調子は幾分と良い。
でも、その店は決して妥協は許さない。
商品構成を細かくチェックし、回転率も目標を設定している。
新規導入したいブランドがあるので、過剰在庫をしっかりと売り切る努力をする。
その店には導入したいブランドフレームがある。
そのブランドは、一流店にしか導入されていない。いわば、そのブランドがある事で一流店みたいなものだと言うことだ。
何故、それが一流店の証かと言うと、メガネが好きでなければ決して判らないブランドであり、それを購買されうる顧客を自店が有しているという証明にもなるからだ。
しかし、このブランド名を他の専門店の経営者に言っても判らないだろう。
雑誌も読まず、情報も遅れ、顧客の方が詳しいという経営者も恥ずかしながらいる。
その店はメガネを本気で好きなのだろうか?経営者が好きでないのに従業員が好きなものが集まる訳がない。
例えば
「私は小さい頃からサッカーが好きで、今でもフットサルをしています。」というレベルの好きな人なら山ほどいます。
でも、プロなら血ヘドを吐く位、練習しなければ成れませんし、現在開催されているワールドカップもブラジルやポルトガル、アルゼンチンを見ていても相当な練習をしているのだと思います。
そして、それが出来るのは、本当に好きだからです。
メガネ店の経営者は、明らかにお金を貰っている以上プロです。
好きだからという趣味で経営は出来ません。やはり、何度も何度もプロとして鍛錬し勉強し継続させる事が出来るから、プロの中のプロになれるのです。
そして、これからはよりプロの中のプロショップが繁盛して行くのです。