伝説のレンズが売れている
あらゆるレンズの中、最高級の地位を保つ伝説の遠近両用レンズがある。
それは、上代で155000円もする。だから、どこでも買える訳ではない。
しかし、このレンズは、密かに売れている。
大手チェーン店も含めて15750円で遠近両用レンズがメガネフレームとセットで手に入る時代に、何故、このレンズを求められているのだろうか?
その答えは、その価値を求め、それを手に入れる対価を払える人がいるからだ。
ご存知の様にレンズは、目の代替みたいなものであり、毎日、寝る時以外は、常に目の機能の一部としてフレームを通して一体化しているものだ。
特に遠近両用みたいな多焦点レンズになると、出来る限り自分の目の特性に合わせたもの
で、ユレやユガミ、視野の広さを実感したものであって欲しいと願う。
また目は脳と直接連動しているもので、目がボヤけると頭もボヤけて、直ぐに眠たくなって来たり、肩が凝ったりする様な経験をした人も多いだろう。
レンズは、そもそもフレームと少し異なり、ブランド、デザイン、機能という物の価値というよりも自分の目に対する価値として受け止めると言った方が判り易いものかも知れない。
だから、ある店は一日で、このレンズを5組も販売し、本日の支援先は、10日間で20組を販売している。プライム21という眼鏡のボランタリーチェーン店でも類を見ない実績を上げ出している。
メガネは、この様なレンズとフレームが合わさって成り立つ特殊な商品である。
しかし、メガネ店の店頭にはフレームしか並んでいない。
来店したお客様の要望が、パソコンを長時間していても疲れにくいレンズや、色の変わる調光レンズ、料理用、ゴルフ用、釣り用、熱に強いもの等々を求めていても、要望も何も聞かずに手っ取り早くフレーム選びから提案している様な専門店もある。
これで何を選べと言うのだ。
まっ!そんなこんなで、本日IOFTから講演依頼があった。11月には名古屋の方の組合で講演する予定にもなっている。そしてまたまた8月には、弊社会長の業界時流予測も踏まえて、眼鏡の革命セミナーも行う。
眼鏡づくしである。