すっぱい葡萄は喰い飽きた
今日は、2時間半の宝飾業界の講演でしたが、催事、ギフト需要、ブライダル、メンテナンスからリフォームと様々な話が飛び交った。
最後に先方のボランタリーチェーンにおける役員の一人が、「良いと思う事は、ドンドン実行に移して行こう!」と締めくくった。
有名なイソップ童話の中に「すっぱい葡萄」という話がある。
この話は、ある日キツネが散歩をしていると、熟れた山ブドウが鈴なりになっていました。
さっそく狐が手を伸ばして取ろうとしたのですが、それはとても高いところにあったので、何度飛んでも全く届きません。諦めたキツネは怒りと悔しさで「どうせ、この山ブドウはとってもすっぱくてまずいに決まっている。食べてやるものか」 そう言ってキツネは、ブドウを食べることが出来ずにその場を去っていきました。
少しチャレンジして、直ぐに諦める。自分が出来ない事に対して欲求と現実のギャップを埋めようと都合の良い理屈を作って自分自身に言い訳してしまう。
「ああ無情」を筆頭にCM曲で数々のヒットを飛ばす斉藤和義さんの歌にも「すっぱいぶどう」というものがある。
その歌詞の最後に「枯れ木に花を咲かせよう すっぱいぶどうはもう喰い飽きた」と
歌っている。
もう「すっぱいぶどう」を食べるのは止めよう。
もっと肩の力を抜いてドンドンチャレンジして行こう!
ダメでもともとじゃないか!
あの発明王にまでなった天才エジソンでさえ、フィラメントの材料を見つけるまでに1万296回も実験を失敗しているのだから。