成長の場
18金の0.1カラットのダイヤモンドネックレスが1万円!!
デザインも良く、これは安い!
しかし、これを買える権利は、2万円以上の商品を購買した人だけが、買えるのだそうだ。
某百貨店ブランドのアクセサリー店が、現在実施しているキャンペーンである。
販売用語で言うと、これは「アップセル」の手法になるのだが、販売員さん曰く「結構、皆さん購買されていかれています!」と。
これだけで、客単価が1万円上がる。
この店舗は、他にもクリスマスとかになると、特製限定ケースを造って、1000円で販売している。数量も限定なので、毎年、プレゼント需要のカップルや自分購買をされるお客様に提案している。これも1000円の客単価が上がる。
別の店舗ではリガードジュエリーが並んでいた。
これから業界に仕掛けようと、つい先日の某宝飾ボランタリーチェーンの全体会で披露したものである。
リガードとは、19世紀初頭、リガードジュエリーというものが流行しました。
尊敬とか好意、忠誠という意味の『REGARD』という言葉に、宝石の頭文字を並べて単語を綴り、特別な意味を伝えたものである。
R=Ruby(ルビー)E=Emerald(エメラルド) G=Garnet(ガーネット) A=Amethyst(アメシスト) R=Ruby(ルビー) D=Diamond(ダイヤモンド)といった順番で宝石をセットし、一見、普通の人は判らないが、自分や大切な人へのメッセージとして刻まれたロマンティックなジュエリーである。
それらが、クロスであったり、星であったり、棒タイプであったりと、オシャレなアイテムとして魅せられていた。
また、様々な配色のリボン風ミサンガに、自分の好きなモチーフや誕生石等を組み合わせるものも、非常に斬新で目から鱗が落ちた。(詳細は省く)
これらを真っ先に展開している、そのショップは、どれもセンスの良いものばかりに見え、頭を何度も殴られた感じがする。
やっぱり時代の流れ(時流)は、店舗を見ないと判らない。
宝飾業界に革命を起こした人物として弊社の会長がいる。
当時の宝飾店で、誰も成し遂げた事もないチタンポストピアス480円を壁面一杯に陳列し、9800円のファッションジュエリーも同様に壁面を使って展開した。
時代が変わるといち早く、それまで店頭に展開されていなかったシルバーの素材を提案し、10金の商品開発にも取り組んで来られた。
他にも業界の中に凄い人は沢山いるのだが、簡単な話、パイオニア的な人物である事に間違いはないだろう。
その会長と毎月、1時間以上のマンツーマンミーティングをさせて頂いているのだが、現場バチバチで対抗して、驚かせてやろうとしても、全く歯が立たないのが現実である。
まるで範馬勇次郎(グラップラー刃牙より)みたいな強さがあるのだが、靴下を見ると時々、真っ赤だったりするので、尚更、ビックリしてしまうのだ。
よく言われる事だが、世の中に天才は沢山いるが、パイオニアは1人しかいない。
サッカーで言うと三浦和良だし、メジャーリーガーで言うと野茂英雄である。
いくらイチローが活躍しても、野茂には勝てない。
それが僕レベルだと、早よ日本に戻れ!てな感じだろう。
でも、直接対決出来る機会がある。そのパイオニアと同じ業界の中で、意見をぶつけられる。お客様に教えて頂いた事、相手が知らない業界の事、メンバーに教えてもらった事、自分が身に付けた新たなマーケーティングの原則、ルール化出来た事等々。そういうものをぶつけられる場が、自分を成長させてくれる一番の場なのかも知れない。
Comment
SECRET: 0
PASS:
18金の0.1カラットのダイヤモンドネックレスが1万円。
これ先日買いました。
別のリング購入で、勧められ。
オーダーなので、出来るまでに1ヶ月半かかるらしいです。もちろん僕のためじゃないですよ(笑)
かなりタイムリーな話題があったので、コメントしてみました。すみません。