敢えてやらない
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。
2300年も前に荘子は言いました。「人が分別にとんだ行動を望むなら、どうしてもやらなければならない事だけをするべきだ」と。
ドラッカーも未来への決断の著書の中で言いました。「大統領は細かいマネジメントにタッチしてはならない」と。
まぁ~結局、重要度の強弱をしっかりと持っておかなければ、やらなくても良いところまで力を入れてしまい、本来のやるべきところに力が入らなくなってしまう事を怖れよと言う事です。
社長の仕事もそうなのですが、社長が別にやらなくて良いと言う事は、本来やってはダメな事とまで言っているのです。
本日は、メガネのチェーン店の支援にお邪魔していましたが、幹部会議で新たな企画を立案する段階になり、本部長は、部下にその企画の立案を敢えて任せました。
本部長自身、それを企画立案する事は可能です。
しかし、そこには組織としての役割があり、それはメンバーの仕事として、敢えて権限を与え、やらなかったのです。
その意味の深さを参加した幹部の中で何人が感じた事でしょうね。
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。