やらなければならない仕事
「あなたは、これを作って」「あなたは、この伝票を整理して」「あなたは、これでPOP」「あなたは、あのお客様に電話して」業務というものは、そういうルーチンワークの元で成り立っています。でも、ふと振り返ってみると、結構、毎日、やらなければならない仕事に追われていて、自分が、やりたい仕事を作り出せていないのではないのだろうかと。
これは、僕自身も昔、感じていた事だし、多分、まだ一人立ち出来ていない人だと誰もが引っかかる部分だと思います。
確かに、ジョブズとウォズニアックが作ったMACは、もともと自分の好きなコンピューターを趣味で作っていただけで、IPODもIPADも、その趣味の延長にしか過ぎないものだし、任天堂の宮本さんもドンキーコングやスーパーマリオも自分の欲しかったものをクリエイトしただけだと聞いたことがあります。
でも、自分の本来やりたい仕事をしたければ、何かでエキスパートにならなければならないのだと思います。
入社したばかりの新人が最初に仕事を通して身に付けるのは、あくまでも仕事をこなすスキルを磨く事の範囲であって、その仕事にいかに付加価値を付けて発展させていけるかという成長性を感じられるものではないでしょう。
でも、その延長線上に、きっと自分のやりたい仕事を出来る日もきっと来ます。
それは、そのやらなければならない仕事をキッチリとこなした結果、見えてくるものだから。