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業界の中での動き方

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

大阪に戻って来ました。今日は宝飾のボランタリーチェーン店の会議。その後、銀座へ。

宝飾業界は、普通にしてたら実績は間違いなく取れません

ヘタしたら月に300万円の売上を切る店もあるでしょう。

今までも、これからも宝飾店の狙いはブライダルかミセスです。その中で、大体の地方における宝飾を購買している主力層は、50代から80代の奥様達です。しかも、過去、何度も購買した経験を持つヘビーユーザーです。ファーストユーザーは百貨店に行くので!!

つまり、大商圏を中心にブライダルで特化する様なお店か地方でミセスの顧客を取り込んでいるお店でしか成り立たなくなって来ているのが現状です。

そこに販売員のモチベーションとやる気があれば実績は上がるのでしょうか?答えは半分正解で半分は嘘です。

何故なら、地方のSC等に入店している宝飾店における在庫は、ほぼ高額品を置いていないからです。高額品と言っても、魅力のある10万円以上の商品です。


限られた街で展開する中、50代以上のミセス層に何度も何度も店頭に来て頂かなくてはならないにも係らず、次に提案する商品が見当たらないのです。それを販売員さん達は判っています。でも、売上が少ないとなると、オーナーに仕入れして欲しいなんて間違っても言えません。


そこで、店頭では一般客様にピアスやライトジュエリーを販売し、宝飾を狙うべき主力の顧客については、次回の催事までの顔繋ぎをせざるを得ないのです。

それで催事も準備が大変だから出来ずに、店頭に商品もなく、元気とやる気だけで、何とかしようとしても、理論的にやっぱり無理が出て来ますよね。

そして、これは眼鏡でも言える事です。

昨日、某テレビ局から取材がありましたが、業界の本当のところをお伝えしました。

とても驚かれていました。

木を見て森を見ずではありませんが、全体のシステムが把握出来ると、自ずと何をしなければならないのか!動き方が見えてくるものです。


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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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