その事を決して忘れてはいけないと思う
白鳥は、飛んでいる姿は美しくても、飛ぶ前は、必死にもがいてから飛び出す。
華麗に見えても、飛び立つ、その前は醜いものである。
つまり、外から見て奇麗に見えるお店でも、内部は必死に顧客満足の技術を磨いているのだ。
今日は、大阪から東京に入り、夜は恒例のヒルズクラブで食事をしながら打ち合わせ。
そこでも話をしていたのだが、お客様が次回来店されるかどうかは、購買後に、どんな一言をかけているかどうかがポイントになる。
購買した商品が、例え安価なものだったとしても、お客様が選んだ、その商品をお客様自身、より好きにさせる事が次の購買へと繋がるという流れになる。
その為、販売員さん自身における活きた知識を伝え、商品の共感ポイントを上げ、自店や自分自身における信頼を残す事が大切な要素になってくるのだろう。
仮に5000円のメガネをそのまま褒めずに、通常のモノの販売としての流れのままお渡ししているのではないだろうか?
人は、忘れる生き物だ。一年前の今日の事なんて全く覚えてなんていない。
だから、その時に、どんな印象に残ったとしても、ずっと自店の事を覚えている筈もないという前提に立たなければならない。
そこで、私達は、少しでも自店を思い出して頂く為に、お手紙を書いたり、お伺い電話をしたりダイレクトメールのハガキを出したりもする。
でも、その時に自店を思い出す印象は、まさに、その時における購買過程の中で良い印象を持ったのか悪い印象を持ったのかで大きく左右され、それが直接来店に繋がってくるのだ。
その事を決して忘れてはいけないと思う。