カラーレンズの常識
夏も真只中!メガネ店においては、サングラスやカラーレンズを
しっかりと提案して行きたいものだ。
あるご支援先のメガネ店が、最近、海外のセレクトブランドを仕入れたとの報告を聞き、早速その状況を確認した。
すると導入後一ヵ月の中で結構、売れているのだそうだ。
記憶では、とても難しいフレームの印象があったので、その商品を再度確認すると、やはり如何にも奇抜なデザインで、価格もセルのフレームのみで上代4万円近い。つまり、通常、置いておいて売れるものでは決してないフレームである。
しかも、その店で、最初にその入荷したフレームを見た時、サングラスではないかと誤解してしまった。何故なら、そのフレームのほとんど全てにカラーレンズを付けて陳列されていたからだ。
通常、メガネ店に並んでいるフレームには、デモレンズといってプラスティックもどきの無色透明なレンズが入っている。
そこに各種ブランドのロゴとかをシルク印刷して表示する事で、各ブランド表示をわかり易くしてあるのだが、そこにカラーレンズを入れたのだから、明らかに目立つ。基本的にブランドロゴのシルク印刷は入れていない。
それが売れたのだ。それも1本とは言わず、何本も。
しかも、イメージ訴求とは、凄いもので、大部分のお客様は、見本で並べているレンズのカラーに近い色を指定されるので、ほとんどがカラーレンズになっている。
メガネは、ブランドで売れるのか!デザインで売れるのか!
明らかに付けて見たイメージでフレームは売れているものである。
陳列を見ても、そこに落し穴があるのか知れない。