小手先の手法
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この記事を書いている人 - WRITER -
元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。
「事件は会議室で起きているのじゃない!現場で起きているのだ」
という思いを信念に、今日も全国現場を回って新たな気付きを得ている。
小手先の手法は山ほどある。だけど・・・・
あるブライダル専門店では、下見客のカップルに対して、特別企画商品を提示しています。
しかし、その商品は、一ヶ月に一店舗、10セットしか用意されていませんので、早い者順で、常に完売しています。10セット以上作れば、もっと売れると思うのですが、海外の舶来時計の様に、敢えて生産を抑える事で本当の意味での限定商品となりえるのです。
それを会社が頑なに守っているのを販売員も知っているので、お客様に真実を伝えられます。ここで、注意するべきところは、仮に実は、それが何セットもあって、それを社員が判っていれば、お客様に嘘を付く事になってしまいますよね。すると、そういう嘘は必ずバレて、嘘を付いている事に対する後ろめたさで、売れたとしても仕事が一気に楽しくなくなるものなのです。
ディスカウントセールにしても、企画商品にしても、直接、お客様と対話するのは、社員スタッフです。本気で限定目玉商品が安いと思えば、真っ先に薦めますし、企画も魅力があれば、お客様を呼びたくなるものです。まず、何でも本質は、社員が、その気になる温度の差で決まることを忘れないで下さい。
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。