欠点を見つける
雨の東北で真っ向勝負!
積乱雲が齎す局地的な激しい雨。ゲリラ豪雨に今日もご対面しました。
でも、僕は断じて雨人間では、ありません。
さてさて、空手でも何でもそうなんですが、昔、出場した大会では自分が初段で相手が2段や3段の選手なんて当たり前に出てきました。
そんな時に、アイツは、どこどこの大会で優勝したとか学生チャンピオンだったとか、そんなどうでも良いお節介な情報を試合前に言ってくれる同期も沢山いたりするものです。
そこで気持ち的に勝ち目がないと、思った段階で試合に臨むと必ず負けてしまうものです。
でも考えてみるとプロ野球選手と言っても、中にはピンからキリまでいて甲子園球児よりも下手な選手も沢山いるように思えるし、2段でも初段よりも圧倒的に弱い選手が結構いるものだと気持ちを整理する事で、案外、楽な気持ちで試合に臨む事が出来ました。
僕自身、コンサルタントの仕事をしていて、大きな店や小さな店を沢山見て来ています。
でも大きいからと言って、全てが完璧で、小さいからと言って何も出来ていないと思うのは大きな間違いです。
競合店に行っても、最初から「凄い」と思って見に行くのではなく、良いところも沢山、参考にするのですが、絶対に欠点を見つけて帰るようにしています。
すると、自然とその店の「社員が無愛想」だとか「掃除していない」とか「あのマネージャーみたいな人の襟がフケだらけ」「加工箱が少ない」「人が全然入っていない」みたいな小さなところを見つけては、自信が湧き上がり、意気揚々と帰って来てました。
肩書きに振り回される必要なんてどこにもありません。所詮、人が行う事なので完璧に近付ける事はあっても、完璧は存在しない筈ですから。堂々と自信を持って頑張りましょう。