ようは考え方次第
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。
「在庫が過剰で困ってます。提案するべき商品が売れません」
という話が某宝飾店であった。
それは、一体誰が悪いの?どうして欲しいの?本部が引き上げたら良いの?
それで君達は、大きなモノを失うよ。信用というね。
結局、嘆いていても仕方がない。
売れない在庫が、自分達が知らない間に勝手に店の中に入ってきた訳ではない。
そもそも考え方に甘えがあるのだ。
判らなければ一回、魚屋さんや花屋さんで2~3日働いてみると良い。
彼らは、今日仕入れたものは今日売ってしまわなければ、明日には鮮度落ちとなり、価値が半額以下になる。だから、今日、売れると思える量を計りながら、キッチリと仕入れをしているのである。
宝石にしても、メガネにしても、いつまでも価値が変わらないと考えているのではないだろうか?
そこで、当初、その宝飾店に対して、本部と打ち合わせしながら定番以外に必ず完売させるべき提案商品を決めて送ることにした。
当初は、それを完売するのに3か月掛かった。それが売切れるまで次の商品は一切、送られる事はなかった。
一種の賭けであった。
しかし、今、その店は提案商品を一週間で完売することが出来ている。
ようは考え方である。
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。