凄い世の中だ
巷でブームになっているものの1つに、Twitter(ツイッター)というものがある。
「お客様もツイッターを始めました」と言って来られていたのだが、「つぶやき?」「意味不明?」という様な感じで、全く気にも留めていなかった。
しかし、会社のチームメンバーから本日、説明を受け「著名人と会えますよ!」という言葉に反応してしまった。
本人のフォロワーを見せて貰うと、約1000人、そのリストの中には著名人も含まれていた。何て社交的な性格をしてるんだろう。
でも、僕は基本的に恥かしがり屋で、引っ込み事案である事を堂々と宣言している様な人間である。
知らない人と会ったら早く帰りたくなり、新規顧客の営業も自分から進んで、この5年間、一度も言ったこともない。
それでも紹介で色々な場で講演したり、親切に出会いの場をセッティングして頂ける事も不思議な感じがしていた。
でも、それ以上に、本来、縁が合ったかも知れないお客様も数多くいらっしゃった様にも感じる。
これだと、まるで「引きこもり」だ。
ここで動き方を変えないとダメだと思い、一念発揮でツイッターへの登録をメンバーに、その場で頼んでしまったのである。
メンバーが登録してくれているのを隣で見ながら、実際の自分の顔が画面に登録され、フォロワーにコミュニケーションを求めていく様に強制される。
何て恥かしいんだ!!!
結果、登録して、ものの数分で異世界に迷い込んだ感じがして、例えるなら、知らない人達が公園で野球をしているところへ、「俺も混ぜろ!」的な要素で飛び込んで行けと言われている感じと似ている。
ギブアップ、また後日挑戦と言い残し、そのまま、メンバーに任せて帰宅する事にした。
10年もしたら、この情報化社会に付いて来れない人も沢山、出てくるかも知れない。
サイバーテロとかが実際に起きると、何も手が付けられなくなる社会になってもおかしくない。
考えれば考えるほど凄い世の中だ。