国産のもの
それでは今日のお話です。
「うちの宝石は「MADE IN JAPAN」
うちのメガネは全て国産なのですよ・・・・・だから安心なのです。
と言うことを打ち出したいのですけど」という相談を最近よく受けます。
でも、それはそんなに魅力の高いものなのでしょうか?
確かに、国産だけに拘っているお客様も中にはいらっしゃいますが、興味のないお客様にとっては、「そんなの知らないわ!あんたらが高いフレームだけを仕入れしているだけやないの!どうでも良いから安いフレームで良いのはないの!」という感じなのかも知れません。
確かに「MADE IN JAPAN」だからと言って、海外製品と比べて素晴らしく品質が変わるのかと聞かれても返答に困ってしまいます。
その為、国産だけに特化する事に対しては、あまりオススメしていないのですが、最後に、これだけは違いますよと説明しています。
「中国やベトナム等々で宝飾品の石留めをしている人や、中国でフレーム等々を磨いている人が、この商品を付けた人の事まで考え、一つ一つ想いを込めて仕事をしているかと言うと、おそらく、作業としてしか考えていないでしょう。
でも、日本では、そこが違う。昔から伝わる職人魂というものがあり、その想いを含めて自分の仕事にプライドを持って行っているのです。
だからパッと見た感じでは判らなくても、国産のものの仕上がりは当然のこと、非常に安心して私達がお客様に提供出来る商品と言えるかも知れません」 と