次に何を売るの
月曜日に出て行って金曜日の最終で大阪に帰ってくるという、ちょっとした出稼ぎでした。
帰りは折角なのでポイントを使ってグリーン車に乗ると、隣の人は、どこかで見た女性タレントでした。でも、思い出せない。尋ねても仕方ないし、あまり興味もないので、漫画読書と居眠りで、僕の至福の瞬間を過ごします。しかし、しかし、途中でタバコを吸いに席を立って、帰って来た時、迂闊にも思いっきり、「ぐにゃ」という音と共に、その女性の足を踏んでしまいました。
そこから先は、至福の瞬間が崩れました。
先日、あるご支援先が宝飾の展示会で実績を上げました。
確かに実績が良いので経営者もノリノリです。
でも、そこで特に実績を上げたのが、宝飾催事に持ってきた時計やバッグ、そして健康ジュリーでした。
経営者「今回、凄く売れましたよ」
僕「そうですか?良かったですね。でっ!特に何が売れたのですか?」
経営者「宝飾時計と健康ジュエリーです。あとバッグと!」
僕「・・・・・・」
経営者「どうされたのですか?」
僕「宝飾メーカーも、そろそろ見直さないと」
ここで、何を言いたかったかと言うと、一応、宝飾展示会なのだから、本来は宝飾が売れなければならないのです。
それが、宝飾とは異なる健康ジュエリーや時計、バッグだと、宝飾品を買うつもりが、魅力的な商品がないという顧客からのサインかも知れません。
その時は、実績が取れても、次にその人に何を薦めれば良いのでしょうか?
またまた健康ジュエリーでしょうか?(これは機能でしょう)
目先の実績だけに惑わされては行けません。大切な事は客観的に中身を見る視点にあるのです。