4しか伝えられない
世界長者番付が発表されビル・ゲイツが一位の座を明け渡した。
見事1位になったのは、ラテンアメリカの通信産業に多大な影響を与えるメキシコ資産家カルロス・スリムだ。
4兆8000億円という天文学的な資産を持っているらしい。
(日本のサラリーマンの生涯平均年収が2億ぐらいだから、24000人分の一生掛かって稼げる年収をこの人は1人で持っている)
それ以外にも1兆円以上もの資産を持っている長者が世界に1000人ぐらいいる訳であって、彼らが集まれば320兆円。
協力すれば、どれだけの飢餓で苦しむ人々を救えるのだろう・・・・
でも何なんだ、この数字は!!!世界同時不況に突入している中でも昨年よりも億万長者がメチャクチャ増えているこの矛盾さ。
結局、株で儲けている中、汗水足らして働いている実体経済とは、何ぞや!と問いかけたい。どうでも良いけど・・・・
本日は、ダイヤモンドのメーカーさんへの支援。
客観的に見ても、おそらく最強の武器を備えたダイヤモンドメーカーである。
イスラエルのサイトホルダーであり、独自の商品開発と魅力的な企画。販促品一つにしても、一度に注文が入る個数も半端じゃなく7万個。
それだけで恐ろしい売上になっている。
しかし、しかし、まだまだ、そんな凄さを宝飾小売店に伝えるのが下手なところが課題。
10段階で10の力を持っていても3しか伝えられないところと6の力しか持っていなくても4を伝えられるところとでは、雲泥の差が出る。
これは、店でも営業でも何でも同じであるが、折角の力を持ってしても、伝える力がなければ、それは本来の力として発揮出来ていないのと同じであるのだ。
そんなこんなで伝え方を強化する様、本日も一日、話をしていたのである。
一日話をすると、やっぱり疲れる。
帰りも21時を回っていたので、そろそろ4泊しているアパホテルに向っている最中、吉野家に寄った。
適当に食べて、ソソクサと勘定を済ませようとお金を出すと、ナント!店員が500円玉を見て「コレ!」と言って睨みながら返してきやがった。
その500円玉を見るといつもの500円玉と違う飛行機の絵が描いてあった。
「何だ!コレは!おもちゃか!」と一瞬、よく判らずに中国人の店員に「すいません!」を連発して謝っ
て、そのおもちゃみたいな500円玉を受け取り1000円札を出した。
がっ!しかし、よく見ると日本国と書いてあるじゃないか!表には関西国際空港開港記念と平成6年も刻まれている。
相手は、絶対に俺が不審人物として疑っているに違いない。
度量の小さな僕は、ここはキッチリと言い訳をしておかないと後悔しそうだったので、
「これは日本国の500円玉だから使えるのや!関西国際空港が出来た時のお金なんや
で!」
と言ってやった。
だけど、片言の日本語を話す中国人は、最後まで不審な疑いの顔は変わらなかった。
一応、どこで紛れ込んだのか判らないが、帰ってネットで見たら、この500円玉はプレミアム記念として600円ぐらい付いていたので、おいて置く事にした。
あの店員に言いたい。「君は疑う事で損をしたのだ」と。