本音トークが一番楽しい
結婚式のウエルカムボードみたいに使う新郎新婦のオリジナルフイギュア(自分達の顔そっくり)というものがある。
5年ぐらい前からエンゲージリングを購買して頂いたお客様の特典としてサービスで提供していたのだが、当初は恥ずかしくて誰も選ばないだろうと思っていた。
ところが、ドッコイ!ここに来て選ぶ人が増えてきているのだ。
昨年バンダイから出した自分の顔に似せた仮面ライダーが3000体即日完売し、そこで感触を得たのかガンダムに出てくるシャア・アズナブルが第二弾として発売されるのも時代を物語っている。
ネット上のアバターしかり、小さい頃からヒーローになりたかったのか?現実逃避なのか
?ナルシストなのか判らないが、僕なら絶対に自分のフイギュアを見た瞬間、永久にその記憶を消そうとするだろう。
今日はメガネ研究会。やっぱり現場の情報交換会は一番、面白い。
それぞれが自分達のやっている販促や情報を踏まえて、隠すことなく公開する。
話の中には、これからの業界を物語る本質もあり、驚かされる情報も多々出て来たりする。
ある会員店では、先日フラワーバイキングを使ったDMでレスポンス率30%の報告があったりすると、是非、自店でも持ち帰って試してみたくなる。
本日のゲスト講師も日本でも有数の修理メーカーで、年間●●万本近くメガネの修理を行う中、分厚いテキストも用意して頂き「そんな事、知らなかったよ!」という壊れ易いフレームや、中国メッキの特徴、丁番注意点を含む、決して表には出てこないが、明らかにリコール商品だろうと思われる商品ブランドまで本音の会話が繰り広げられた。
そして修理から読み取れるメガネフレームの作り等々も理解出来ると、接客トークに使えるものばかりで活きたマニュアルが作れそうだ。
まっ、ここでの話は、決して他言しない身内の会話という約束をしているからこそ成り立つ本音の会話なのだろう。
だから楽しい。だから本当のメガネ業界における自店の取り組み方が見えてくる。