鯖江珍道中
予想通り、ワンピースの映画の興行収入は初日で4億だそうだ。このまま行くと100億突破かも。
漫画が人に与える影響は、非常に大きい。キャプテン翼に憧れてサッカー人口が増え、クローズ等の学園不良漫画、はじめの一歩の様なボクシング漫画等々のヒットを見ると世の中の風土が見えてくる。
ワンピースの漫画・・・・・・海賊って言われても
そんなこんなで師走は、やっぱりバタバタしてしまう。
昨日は、鯖江で朝からジャポのk社長にお会いさせて頂き、そのブランドというものの考え方に驚かされる。僕も、このメガネのブランドは大好きでデザイン一つにおいてもコストをかけても本当に面白いものを作って行きたいという信念に共感する。デザインをただ真似をしているエセブランドとは違い本物は、やはり違うのだ。御土産に色々、頂いたのですが、特にジャポメガネのオリジナル携帯ストラップに感激。ノベルティにも手を抜かない姿勢が、本物の証なのかも知れない。
次に修理のリペアさんに移動。そこで新プロジェクト会議をする。様々な意見が出る中、今までにない修理をメインにした業態を作り上げていくというコンセプトの大切さを感じる。軸が決してブレない会社。それはあくまでも社長の軸がブレない会社だからだ。
そして、16時から、いざ眼鏡会館へ。
会館の前には先程、会議をしたリペアさんが寄付した眼鏡の供養が建てられていた。
知っているメーカーさん(ボストンさん、シャルマンさん、福井めがねさん、オリエントさん、サンオプティカルさん、三工さん、三和さん等々)が、沢山いる中、2時間講演。
そこで、話した内容は、中国フレームもヨーロッパフレームもメーカーが日本製との違いを判っていない又は伝えていないのに、現場がお客様に伝えられる訳がないという厳しい提言をしてしまった。
正直、日本人は仏教やキリスト教を受け入れ、漢字や食べ物等々も即、受け入れるぐらい順応性が高い風土がある中、誰もメイドインジャパンだからという理由で眼鏡を買っている人なんていない。それよりも、もっとパッドにしても素材にしても付加価値を作り出し、デザインは海外に外注すれば良いのだと勝手なことも言ってしまった。
講演中には、先日、手造り眼鏡教室で作った眼鏡が出来上がったらしく、竹内社長が持ってきて下さった。やっぱり自分で作った眼鏡は最高だ。
そして夜は、リペアさんと、三工さん、マツバラさん、青柳さん、福井めがねさん、三和さん等々)と飲みに行き、これからの業界活性化???の話を熱く語ったのであった。