ワンピース
今、漫画のワンピースが凄い!
世の中は不況の嵐。でも、そんな中、漫画の「ONE PIECE(ワンピース)」が恐ろしい勢いで10周年を迎えている。95年653万部をピークに「北斗の拳」や「ドラゴンボール」が終わり、一時期、勢いを失いかけた「週刊少年ジャンプ」(集英社)を根から支えた漫画である。それがここに来て、05年8月以来の300万部まで回復させたのだ。その原動力となっっているのが、まさしく「ONE PIECE(ワンピース)」であり朝日新聞全面広告の9面ジャックには心底、驚かされた。
まず、この漫画の最新刊が今月4日に発売され、初版の発行部数は日本記録となる285万部を達成している。
また12日から公開される映画には予約が殺到している。その理由の一つは、原作には登場していないストーリーであるにも関わらず原作と連動しているという古今未曾有の持って行き方だ。おまけに、先着150万人に出版されない非売品のオリジナル「0巻」をプレゼントするという特典付である。
150万人って????軽く27億を突破する見込み???
今年の洋画・邦画合わせて1番は映画「ROOKIES(ルーキーズ)-卒業-」で興行収入85億円(約480万人)だったので、それを超えるかも知れない。
多分、「0巻」の内容は先週発売されたジャンプに掲載されたものに何かを付け加えたものであるが、導引するには十分な特典である。
僕もオッサンやけど、特典は無理としても絶対に見に行く!
ze=”2″>1人で変なオッサンが見ていたら、きっと僕である。
そして、まだまだ勢いは止まらず10周年の時計まで販売され出した。
全て1万個限定でシリアル番号が振られている。NO1は主人公の声優さんに進呈されたそうだが、残り9999個も予約が殺到し、生産が追い付かず2010年の2月までは完売で、3月以降の出荷でないと手に入らない事になっている。
(約3万円の時計らしい)
アニメの放映権、コミック発行部数1億7000万部だけでも恐ろしいのに・・・
タイガーウッズも真っ青な日本の文化的資産という漫画の頂点に立つだろう。
何故、ここまでこの漫画がヒットしているのか?
どこに大人から子供まで支持される要素があるのか?
それは読んでみれば判る。
それで、判らなければ、年をとったのか?感性が違うのか?顧客の嗜好と自分がズレているバロメーターになると思って間違いないだろう。