たかが老眼鏡、されど老眼鏡
あるメガネ専門店は、店頭に既製老眼鏡を450本展開している。
通常、メガネ専門店だと、既製老眼鏡を展開すると単価も下がる事を懸念する為、店奥に隠しているか、間に合わせ程度で済ませている。
しかし、その店は違った。
「うちでは、この●●のメーカーが出している老眼鏡、これだけで1ヶ月で80本売れました。ライトルーペもメチャクチャ売っています。」と意気揚々と語られた。
普通、この話だけ聞くと「老眼鏡より累進に持っていかないと・・・バカだなぁ~」と感じてしまうかも知れないが、そこが私達の読みの甘いところだ。
現在老眼鏡世代は、ドンドンと若くなっている。昔、ビニールに包まれた老眼鏡を付けようと思う人は、おそらく今だと70歳以上を対象にしたデザインかも知れない。今の50代、60代は、明らかに若い。タレントで言うと、明石屋さんまさんや桑田佳祐さんとかです。また私も、そろそろ入ってきているのですが、40代だと凄い綺麗な女優さん(黒木瞳さんや天海 祐希さん等)も沢山います。
商圏内で男性、女性、問わず40代、50代、60代の方は沢山、町に住まれているはず。老眼だと、その誰もが見込み客になるのです。
その中で、最初から遠近両用と言われても、まだ早く、最初は近く用のデザイン性の高い老眼鏡から買われている人もいるかも知れません。その方達は、それらをどこで買っているのか?
当然、メガネ店?・・・・・現状、あまり置いていないのに?
実は雑貨屋さんや、ネットとかで試しに買っているのです。だから東急ハンズとかで毎月ヒット商品になっていたりするのも判る様な気がします。
私達は、まず商圏内で見込み客との接触を構築しなければなりません。
老眼鏡でイメージする金額は3000円ぐらいまでです。
その中で、よりファッション的なものを求めています。
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但し、最初、加入が1や1.5ぐらいでも1年も付けていると、加入が進んできます。その時に相談できる窓口に、うちがなっていれれば良いのです。
10年後は間違いなく老眼世代が急増してきます。
そこで商圏内で、どの店がマーケットを構築出来るかは、今、しっかりとそれを見据えて見込み客を作っているお店になることは間違いありません。