あなたの店を信じたい
ようやく松本へ到着しました。
このご支援先も、もうかれこれ10年ぐらいお付き合いしている会社です。
当時、部長だった方も、今は社長。そして従業員さんも、ほとんどの方が、今でも残ってバリバリ働いているのを見ると嬉しいものです。
そして、この会社が先月の中旬にメガネの催事を行いました。3日間で1850万円以上の実績で、客数も昨年を上回り、この勢いのまま、ドンドン頑張って頂ければと思います。
私共がお店で必ず考えることは、顧客に対する紐付けです。紐付けとは、システムに登録されている顧客において担当が存在しない状態は、絶対に無くすという事です。
それが出来て初めて顧客管理と言えるのですが、やっぱり新規のお客様にお店まで来店して頂くには、チラシを打ったり、看板を出したり、フリーペーパーに掲載したりと莫大な費用が掛かります。「これが無ければ、全て純利益なのに~」と経営者の誰もが思っていても、一旦、それを止めてしまえば集客が落ちてしまう恐怖に悩まされ、今日もチラシの構成を考えます。
そして、経費を掛け、時間を掛け、今まで、何万件というデーターが登録されていても、まだ安心出来ない。
おそらく、これが10万件になったところでも、多分、安心は出来ないでしょう。
だって、そこには、確固たる顧客という核心が持てるだけの関係性を今まで意識していなかったから。また顧客との繋がりが、「買ってくれ!」というセールDM以外の双方向なコミュニケーションが存在していなかったから。
あの某メガネ店は、何故、大人気韓国スターを使ったのでしょうか?
おそらく年間、とんでもない経費が掛かっていた事でしょう。
しかし、効果は絶大でした。普通のメガネ店だと浸透するまで数年期間が掛かるのを圧倒的に短期間で自社の看板力を上げたからです。
スターやタレント等のイメージを店に使うことで、それが権威となって認知を早めたのです。
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そして、もう一つは、ファン心理をつくことでした。
その韓国スターにおける日本のフアンが仮に0.1%(1000人に1人)いるだけで123000人の見込み客が最初から存在しているのですから凄いものです。
その人達が、メガネが必要かどうか判りませんが、45歳を過ぎると老眼も入ってくること、また同じメガネ店なら、こっちが良いかな~的な要素で有利に立ちます。
しかもフアンの中において信者と言われる人達は何でも欲しがるのです。
テレビを見ていても、タレントの顔の入った団扇やシャツに始まり、グッズを買い漁ります。本人に会えるかどうか判らない韓国ツアーでも関係なしに出張ります
それに囲まれていることが人生であり、生きがいと思うのでしょうかね。
まぁ~、某メガネ店は、そんな戦略で動いていたと思うのですが、どんな商売でもファン作りから信者へと作れれば必然的に儲かる様に世の中は出来ていると言うことです。
これはお店も同じで、別に全国規模でファンを作る必要なんてないのですから、自商圏内、または一度でも購買して頂いた顧客からファンへの転換を図っていけば良いのです。
これが難しいと思われるかも知れませんが、お礼状にしろ、ニューズレターにしろ、ハートレターやお伺いハガキ、小冊子にしろ、頑張って作る事の目的が判れば見えてきます。
あなたがファンだったら、どうして欲しいですか?
さぁ~皆さんは、今現在、フアンを作り、信者へと繋げて行く施策を打って行きましょう。
結局、選挙と一緒で商圏内の支持率集めですから、こちらから動きを出さなければ、自民党みたいにひっくり返されるのもシャレになりませんし。
顧客は、あなたの店を信じたい。それだけです。
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