ゆとり教育からの脱皮
高校の時、遅刻したら耳を引っ張られて空いている教室に押し込められ
ヤクザキックと張り手を先生に何度も食らった。
相撲業界は、関取になって初めて給料が貰え、大銀杏を結え、付き人が付くのに対して幕下以下では、給料も何もない完全な実力社会である。大学での空手部もレギュラーにならなければ人間扱いされなかった。
基本、上からの命令に対しては絶対服従であり、それゆえに上は結果を出し続けなければならないのである。
それがそれが、今や「ゆとり教育」がまんえんしているのか、先日、たまたまテレビを見ていたら「エチカの鏡」で平林都さんという方が、研修をしている風景が目に入った。
平林先生は、マナー講師であるらしく、伝説のスパルタ接遇をテーマに活躍されている人である。
「泣くなアホ!」見たいな怒声を浴びせ、関西弁でがなり立てているのであるが、僕にとっては、普通で、あれがスパルタに見えるというところが既に「ゆとり教育」の現状を裏づけている様な気がする。
その中で人間関係を円滑にする5つの接遇術というのがあったのだが、教えている事は凄くまともで大切な事であるのだが、やはり、判っていても人は出来ないのだろう。
「人とは違う挨拶をしろ!」当たり前の挨拶なんてしても人の心は動かない
「歯を出して笑顔を作れ!」口先だけで笑うな。笑顔が良いと褒められてみろ
「相槌には『。』をつけろ!」相槌は「、」でなく「。」で打つと聞いてくれていると思える
「お願いするときは疑問系で言え!」疑問文で言うと優しく応えてくれる。
「Oラインからはみ出るな!」Oラインとは女性限定の理論らしく美しい立ち振る舞いが出来るらしい。
今日もお伺いしていたご支援先では、朝からピシッと朝礼があり、挨拶の練習をしている。やっぱり、それが当たり前ではなく、何度も何度も叱られても、しっかりと店の型を身に付ける事が必要なのでしょうね。